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ハワイから日本へ コロナ禍の旅行体験記【国際線利用や到着までの流れなど】

投稿者: Myハワイ編集部 更新日:2020年12月31日

How I Travel from Hawaii to Japan during Pandemic?

ALOHA! ハワイから日本へ入国し、羽田空港で検疫・新型コロナウイルス検査を行った編集部の体験記をお届けします。コロナ禍での国際線の利用に不安を感じていたり、日本到着後の空港での流れなど、ハワイ旅行を検討されている方のお役に立てれば幸いです。(前編は「ハワイから日本」、後編は「日本からハワイ」行きの順でご紹介します)

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<目次>

1.出発:ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)
2.空港到着~チェックイン
3.TSAセキュリティチェックポイント通過
4. 空港内での新型コロナウイルス対策
5.ゲート付近のショップやレストランの営業状況
6.ゲートにて
7.フライト
8.機内サービス(エコノミークラス)
9.羽田空港での検疫~検査の流れ
10.空港から滞在先までの移動手段

出発:ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)

空港へはUberで向かいました。パンデミック以降にUberを利用するのは初めてだったので、衛生面など不安もありましたが、専用アプリで乗車リクエストをした際に、マスク着用など乗車時の注意事項が表示され、新型コロナウイルスに関する対策が取られているのが分かりました。

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空港到着~チェックイン

空港にはフライト出発時刻の2時間前に到着しました。午前11時半頃に到着したのですが、利用客がまだ多くないせいか、空港は空いていて雰囲気も静かでした。チェックインも待ち時間なく手続きができました。

カウンターには透明のアクリル板のついたてが設置されていて、スタッフ全員マスクを着用していました。手続きの際に、「羽田空港から日本に入国・帰国される皆さまへ」という厚生労働省の用紙を渡され、日本入国時に提示が必要となるQRコードの作成が事前に必要との説明がありました。

ダニエル・K・イノウエ空港の国際線カウンター

静かな雰囲気の空港

 

TSAセキュリティチェック通過

利用できるTSAセキュリティのチェックポイント数は制限されているようでした。セキュリティ待ちのエリアには、ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保のために、床にハワイらしいイラストと共に’Stay 6ft apart’(6フィート間隔を開けてください)と書かれた 標識が一定間隔で貼ってあり、その標識に沿って並びます。あまり待ち時間もなくセキュリティを通過。空港職員はマスクとフェイスガードを着用していました。

ソーシャルディスタンス確保のための表示もハワイっぽい!

あまり待ち時間もなくセキュリティを無事通過!

 

空港内での新型コロナウイルス対策

空港では、ハンドサニタイザー(手指消毒液)が至る所に設置されていました。また、マスク着用やソーシャルディスタンス確保のために、シャカサインをしたイラスト入りの大きな標識の掲示や、英語での館内アナウンスが行われていました。

 

ゲート付近のショップやレストランの営業状況

お店はほぼ閉店していました。免税店や高級ブランドショップは全て閉まっていて、営業していたのはバーガーキングとスターバックス、ちょっとした小物的なお土産やスナックなどが買える売店のみでした。今後 、国際線運航数の増加により状況は変わってくると思いますが、現時点では食事やショッピングは、空港へ出発前に済ませておいた方がよいと思います。

 

ゲートにて

ゲートは比較的空いていたので、他の人との距離を保って座ることができました。搭乗待ちの間に、チェックインで渡された用紙を見ながら、スマートフォンで滞在履歴や健康状態などを申請する「質問票Web」で 情報の入力を行い、羽田空港の検疫で必要となるQRコードを作成しました。難しい内容もなく、所要時間数分で終えました。

乗客が少ないため社会的距離は保てた

「質問票Web」で情報の入力は数分間で終わった

 

フライト

羽田空港に向けて出発です。私が搭乗した日は空席が見られました。隣の2席は空席、周辺にも空席があったので、他の乗客と距離を保つことができました。機内では全員マスクを着用、フライトアテンダントはマスクのほかに手袋を着用していました。

私が利用した航空会社では、座席のアメニティ(スリッパ、ひざ掛け 、枕)は全て大きな透明な袋に入っていたので、他の人が触る心配はありませんでした。

座席前のシートポケットには、緊急時の安全のしおりとエチケット袋のみ入っており、機内誌や免税品販売の冊子などはありませんでした。離陸前には機内安全ビデオに続き、新型コロナウイルス感染拡大の予防に関する取り組みについてのビデオが上映されました。

ビデオでは、機内の空気が数分毎にどのように入れ替わるか、機内の空気循環や換気に関する説明もありました。飛行機では換気がされているといった話題は以前より耳にしていたものの、実際にどのように行われているかを知ることができて安心感がありました。

フライト中に、アルコールシートと小さなビニール袋が配られたので、テーブルトレーなどを拭きました。機内の清掃や消毒がされていても、自分で改めて消毒ができるのはより安心できますね。なお、航空会社により感染予防対策に対する取り組みやサービス、機内の換気など対応が異なると思いますので、詳細は利用の航空会社に確認をおすすめします。

 

機内サービス(エコノミークラス)

機内での食事を楽しみにしている方も多いと思います。私が利用した航空会社では、離陸後の飲み物とスナック、夕食と食事後の温かい飲み物のサービス、到着前の朝食が提供されました。

夕食では食事が入った容器は透明の蓋でカバーされており、どの食べ物も直接空気に触れない形で提供されました。ディナー後のデザートとして、マンゴー風味のメイドインハワイのシャーベットも提供されたのですが、日本行きのフライトでもハワイ旅行を感じられる一品に思いました。

パンデミックが始まって以降、映画館に行くことができずに映画をあまり観ていなかったので、機内ではここぞとばかりに、新作を含む4本の映画を観てひと時を過ごしました。

フライトの総評として、コロナ禍で不要不急の外出や市バスの利用を控えていた生活から一転、国際線を利用するにあたり不安や緊張感はあったものの、安全のための取り組みを知ることで、不安や違和感なく機内での時間を過ごすことができたと思います。個人でも、トイレを使用したらハンドサニタイザー(手指消毒液)で手を消毒する、食事の時以外はマスクは外さない、手で顔は触らないなど、いくつか気をつけて行動しました。

 

羽田空港での検疫~検査の流れ

機内では税関申告書のほかに、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」と記載された健康カード(用紙)が 配られました。これは空港到着後の検疫で必要となる用紙で、過去14日以内に滞在した国、入国制限対象地域から日本に入国する場合は、日本到着後14日間の滞在先について申告します。

羽田空港には午後5時過ぎに着陸しました。検疫所が混みあっているとのことですぐには降機せず、機内で約30分ほど待機しました。

降機後は係員の指示に従い移動します。まず待機場所で数分待ったあとに、最初のステップとなるスペースへ移動し、係員による健康カードの確認と、確認のためにQRコードを提示しました。質問票Webで事前にQRコードを作成できなかった人や、スマートフォンを持っていない人は、このスペースでQRコードを作成できるようです。

入国制限対象地域から来た人は新型コロナウイルス感染症の検査が必要とのことで、採取で使用する漏斗を受取り検査場へ向かいました(唾液による抗原検査でした)。検査場にはパーテーションで仕切られたブースが設置されていて、係員の指示で空いているブースに入り唾液の採取を行いました。

しかし、検査に必要な規定量の唾液を出すのは思った以上に大変…! ブース内にレモンと梅干の写真の掲示や、耳の下から顎の下をマッサージすると唾液が出やすいといった情報が書いてあり、試しにマッサージをしてみたら…、うまくいきました。

採取した容器を提出した後は最後のステップとなるスペースへ移動し、係員による質問事項や、空港から滞在先まで公共交通機関を使わない移動手段の確保などについて聞かれ、QRコードのスキャンをしました。

最後のステップにたどり着くまでの所要時間は、フライト到着から約1時間半でした。検疫や検査場では写真などの撮影は禁止でした。

次に、検査結果を待つスペースとなるゲートへ移動しました。検査結果が判明した人の受付番号は、待合スペースに設置されている電光掲示板に表示されました。私は検査結果が出るまで、1時間半ほど待ちました。長時間のフライト後の待ち時間は疲れますが、気を緩めずに待合スペースでもマスクは外さず、手洗いや手の消毒なども忘れずに行いました。

電光掲示板に自分の受付番号が表示されました。検査結果通知を受け取り、ようやく入国審査へ進めました。検査結果は陰性。

入国審査を済ませ、預けた荷物を受取り、税関を通過して終了。所要時間3時間、フライトが到着したのは午後5時過ぎ、空港を出発したのは午後8時過ぎでした。到着日や到着時間により所要時間は変わってくると思いますので、目安としてご参考ください。

 

羽田空港から滞在先までの移動手段

空港から滞在先までは、海外からの帰国者向けに送迎をしているハイヤー会社を利用しました。厚生労働省のウェブサイトに掲載されていた、「空港等から待機場所までの移動について、ホームページリンク掲載に関する基準を満たすハイヤー会社」情報を利用しました。

車内は清潔で快適に乗車できました。時差ボケで空港を後にした頃には睡魔が襲ってきたので、ハイヤーを利用してよかったと思いました。海外からの入国者は空港から滞在先まで公共交通機関が利用できないので、ドライバーの方曰く、空港から大阪まで8時間かけて利用客を送ったこともあるそうです。

以上、ハワイから日本までの旅行体験記、いかがでしたか? ハワイや日本における新型コロナウイルスの感染状況で多少変化などはあると思いますが、ぜひ参考にしてみてくださいね。近い将来旅行を考えている皆様の不安が少しでも解消されると嬉しいです。どうぞ気を付けて行ってきてくださいね。

ハワイの新型コロナ最新情報は下の記事をご覧ください。

(更新日:2020年12月31日)

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