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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ハワイでサーフィン」

第07回 憧れのノースショア

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2004年11月01日

ハワイのことなど知らないブラジル人の友達に、「ノースショアって知ってる? サーフィンの大会があるんだけど?」と質問したところ、「それは知ってる」と地球の裏側にまでその名を轟かせたノースショアでサーフィンしてみちゃいました。

ハワイでサーフィン 第7回 憧れのノースショア


タートルベイ・リゾートから望むノースショアの海

夏にやってみたかったノースショアでのサーフィン。(前回お話した通り、冬が近づくにつれて、ノースショアの波は高くなります。その前に…)しかしながら、マイカーがないので、なかなか思い通りに夢は実現しませんでした… 「このまま、私がノースショアでサーフィンをすることなく、ハワイでの生活が終わってしまうのかしら?」と、秋の訪れと共にしんみりとしていたところ、なんと思いがけず、「タートルベイ・リゾート」に宿泊することができる機会が訪れたのです。ずっと願っていた思いが通じたのか、ついに待ちに待ったチャンス到来です。

タウンから約1時間のドライブ。ドール・プランテーションで知られるパイナップル畑の中を、真っ直ぐに伸びる道。ノースの雰囲気を存分に味わいながら、オールド・ハワイの趣があちこちに残るハレイワへ。左手に広がる海を眺めながら、一路、車はタートル・ベイを目指しました。巨大なというほどの波ではないですが、やはり夏に比べると波はかなり高くなっていて、いかにもハワイらしい光景が目の前に広がっています。久しぶりにノースショアに来た私は、青い大きな海に、力強い波が立っているその景色に大満足。このとき、次の日に自分がこの波でサーフィンすることもすっかり忘れ、クア・アイナのハンバーガに夢中になっていたのです。

本当は怖かった
タートルベイ・リゾートには、「ハンズ・ヒーデマン・サーフ・スクール」のオフィスがあります。この機会にサーフィンをしない手はありません。早速、ハンズ・ヒーデマン・サーフ・スクールに電話。タートルベイ・リゾートには、キョウコさんという日本人女性スタッフがいて、日本語で予約OK。今回は会社の同僚にも声をかけ、私のほかにサーフィンは1回だけしかやったことがないという女性Mさん、そして長い間サーフィンはやっていないというロコボーイのK君と3人で挑戦です。


海岸線は砂浜ではなくリーフ

サーフポイント「タートル・ベイ」は、右手に宿泊したタートルベイ・リゾートを望みながら、入り江のようになっている所。まず、ワイキキでのサーフィンと違う点は、砂浜というよりは岩場から海に入ることです。岩と岩の間には勢いよく波が入ってきて、足元もよろけるくらい。もちろん、一人でボードを持ってそこに降りるのは危険だし、「無理」。コーチに手伝ってもらって、ボードを降ろしました。映画の中で、高い所からサーフボードを持って、飛び込んでいく人を見たことがあるけれど、なんか岩場から入っていくなんて「通」っぽい となんだか無性にワクワクしてきました。

コーチに言わせると、その日は「最高のコンディション。波もいい」ということでしたが、いまだ初心者の域を脱せない私にとって、今日の波は力強すぎて、大きすぎ。怪我をした時の恐怖心も手伝って、ちょっと萎縮してしまいました。何が怖いかって、それは大きく盛り上がる波の高さ。自分が漂っている時は結構平気なんですが、ちょうど波の頂点にいるときに、たまたま数メートル先の波の下にいるMさんが目に入ったときには、その波の大きさを実感し、冷たい血が全身を駆け抜けるような、変な感覚にとらわれたのです。怖かったんです。

K君は、沖に出ようとしても波に押し戻され、なかなか進まずに苦労。私も同じ。漕いでも漕いでも大きな波に押し戻されている感覚。Mさんはボードから落ちてしまって、大きな波に飲み込まれている。まるで映画のように、大きくカールした波の曲面に、Mさんの逆さまになった体と離れていくボードが見える。一瞬、「危ない 死んじゃう」とまで思いましたが、波が過ぎ去った後、平気な顔をして浮いてきた彼女を見てホッとひと安心。かく言う私も、波に飲まれて、まるで洗濯機の中にいるような感覚になり、その勢いがあまりに怖くて、コンタクトレンズをしているというのに水の中で目を開けてしまったほどなのです。

大きな波と格闘するのは、やはり体力を消耗します。なかなか沖に出られないときには、コーチが颯爽と波に乗って助けに来てくれます。こういう時にも、熟練した人たちと一緒にサーフィンするのは安心ですよね。


ハンズと、後ろに小さく写っているのがコーチのジャスティン

力を抜いて
いつものように、ボードを押してもらって波をキャッチします。波の力が強いので、結構スピードも出ます。ボードの横から沸き起こる波しぶきに惑わされ、最初は膝を突いたままで立ち上がれず。ボードから落ちてしまうと、次ぎの大きな波が打ち寄せ、波に呑まれてしまう始末。ボードが顔に当たらないようにと、腕で頭の辺りをカバーしながら浮き上がり、急いで自分のボードを手繰り寄せ、体をのせる。ちょっと遠目でみてみると、同僚のMさんは軽々ボードに立ち上がっている。私は怖がって、一度膝を前に引き寄せ、それから立ち上がる、という2ステップの動作をしていたのに、彼女は1回の動きで立ち上がっている。「今度は怖がらずに、少し動作を早め、絶対立ち上がってみよう」。そんなことを考えながら、大きな波に押し戻されつつも、次ぎの波をキャッチすべく、沖へパドリング。K君は、沖に出ようとしても波に押し戻され、なかなか進まずに苦労している。私も同じ思い。漕いでも漕いでも、大きな波に押し戻されている感覚。サーフィンは、パドリングで沖に出るときも、波を待つときも、波に乗る時も、常に変化する波全体を捉えながら集中していないといけません(初心者だからでしょうか?)。

今回のレッスンでは、なんとハンズ・ヒーデマンが直々にレッスンをしてくれました。沖に戻ってくるたびに、丁寧にいろいろなポイントを教えてくれたのです。「人にぶつかるのではないか?」と恐れている私に、「進みたい方向を見ていればいい、人にぶつかると思って人を見ていると、その人に突っ込んでいっちゃうよ」。立ち上がってもバランスが取れない私に、「膝をやわらかくして、衝撃を膝で吸収するんだよ」。うまく波をキャッチできたときには、「怖くなかったでしょ? 楽しかったでしょ?」と。「まだ、どんな波がいい波なのか分からない」という私の質問にも丁寧に説明してくれました。波のブレイクの仕方、力のない波はカールしないで過ぎ去っていくこと。指さしながら、波が盛り上がってくる様子を説明、私も何度も彼と一緒に波を見ているうちに、感覚的に理解できた感じ。パドリング開始のタイミングなどは、自分の体力などとの兼ね合いもあるので、やはり練習と経験で会得するしかないようです。

いつもは緊張してボードに立っていた私。ひそかに足がつったりして、痛い思いをしていました。今回のタートル・ベイでも、最初は波が怖くて仕方なかったのですが、何度かトライするうちに波の力にもスピードにも慣れてきて、力の入れ加減、抜き加減が少しずつ分かってきました。


サーフスクールのオフィスはホテル入り口の左側、黄色いサーフボードが目印です

形はどうであれ、ノースショアでサーフィン
同じ時間帯に、全くの初心者だという白人の中年男性が沖に出ていました。このおじさま、とにかく大声でおしゃべりな方でした。丘には彼のサーフィン姿を一目見ようと、知り合いの方が20人くらい集まって見物。ハンズ・ヒーデマンをはじめ、コーチ達にも大うけ。彼らはサーフ・レッスンを受けていた訳ではなかったのですが、ハンズの一声で、コーチの一人が彼のサポートに入りました。ハンズやコーチ陣のアドバイスを受けながら、彼はおそらく人生で初めての波を見事にキャッチ 友達らの大歓声と共に、彼が叫びました。「ノース・ショアで、サーフィンしたぞー

私も、「ハワイといえばサーフィン、サーフィンと言えばノースショア」で、サーフィンしたんですよね。でも、「私は、あのおじさまみたいには大声で自慢はできないな」と苦笑しながら、今回のレッスンは終了。10月のタートル・ベイは本当はもう初心者向けではないのかもしれませんが、怖いながらも思いっきりサーフィンを楽しんだ2時間でした。あんなに波に翻弄され、「怖い、怖い」を連発していたにも関わらず、私達3人は大満足。また3人でサーフィンに行くことを硬く約束しつつ、ジョバニーニでエビを食べてタウンへと戻りました。


ノースでのサーフィンは貴重な思い出に

今回、私達にレッスンをしてくれたのはジャスティン、ドゥリュー、そしてハンズ。ジャスティンはへこたれている私達をすぐに迎えに来てくれて、とても頼もしい存在。タートル・ベイでは、ワイキキよりも人の過密度が低いので、ラッキーだったら少人数のグループでのレッスンが可能。断然オススメです。これから冬に向けては波が強いとは思いますが、もし機会があったら、是非ノースでもサーフ・レッスンを受けてみてください。波が強いのはやっぱり怖いですけど、その分ボードをしっかり押してくれるので、度胸さえあればすごく楽しい練習になること間違いなし プラス、あのおじさま(と私?)のように、「ノースでサーフィンした」ときっと自慢できるネタもできますね。

 

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(2004年11月取材)

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