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人気連載「Norikoのレイ入門講座」

第05回 結婚式に欠かせないレイ

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年07月11日

第5回 結婚式に欠かせないレイ

●レイが活躍する日
私の先生ともいうべきファーンおばちゃんが、フロリダで行われるフラの大会に行ってしまいました。前回もご紹介したように、ファーンおばちゃんは、フラのダンサーたちが身に付けるレイを作る、というすごい人なのです。だから、7月30日と31日に行われるフラの大会にダンサーたちとともに出かけて行ったのです。本当は、一緒にいって、ファーンおばちゃんのお手伝いをし、私の作ったレイをダンサーたちにつけて踊って欲しいところですが、レイ・メーキングの世界に足を踏み入れたばかりの私が行っても、足でまといですからね(当たり前!?)。大人しく、ファーンおばちゃんの帰りをハワイで待つことにしました。


ハワイでの結婚式にはやっぱりレイが欠かせません

ということで、ファーンおばちゃん不在につき、レッスンが受けられなかったため、ちょっと趣向を変えて、みなさん、「ハワイでレイが一番使われるシーンは何だ」と思いますか? 「やっぱり、お祝いごとが多いんじゃないの?」と、思われたのなら、鋭い ハワイで、レイが活躍する場面のトップ3は、「誕生日」、「卒業式」、「結婚式」なんだそうです。そして、一年中暖かいハワイでは、いろんな国から結婚式をあげるカップルがやってきます。皆さんの中にも、ハワイで挙式をした方がたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。そんな一生に一度の晴れ舞台、「結婚式」で活躍するレイをご紹介しましょう。


一般的に花婿が首から掛けるマイレ・レイ

●花婿はマイレ・レイ、花嫁は?
まず、花婿がかけるレイとして一般的なものは、「マイレ・レイ」。「マイレ」という名前の緑色した葉で作られたレイが「マイレ・レイ」なのです。単純ですよね。マイレ・レイはフラワー・レイとは違って輪になっていません。一本の線状になっていて、プロレスラーのアントニオ・猪木さんがリングにさっそうと登場する時のタオルのように首にかけます。一般的に多い、花婿の着る白いタキシードに、この鮮やかな緑が良く映えます。写真のように、緑の葉のみで作られるものが一般的ですが、これに花を少し加えて作ってあるものもあります。個人的には、緑だけよりもちょっと色が入ったほうが好きですけどね。


真珠のようなピカケ 冠婚葬祭に真珠は万国共通!?

花嫁がするレイで多いのは、白いジャスミンの花で作った「ピカケ・レイ」です。このピカケ・レイが多く用いられる理由としては、形が小さい玉のような真珠に似ているからです。閉じている「ピカケ」のつぼみの段階でレイを作るのですが、その姿がまるで白い真珠の玉のよう それで、この花のレイを結婚式に使うようになったのだそうです。冠婚葬祭で真珠を身に付けるのは、アメリカも日本も同じなんですね。通常、このピカケ・レイを結婚式で使う場合、3連にしてかけるらしいです。「1連だと物足りないし、5連だとちょっと多いから、その間をとって3連にするのよ」と、あるレイ・メーカーが教えてくれました。

でも、どれにしても、奇数ですよね。日本にある「結婚式に偶数は2で割れてしまうから良くない」という習慣が、ここハワイにもあるんでしょうか? それとも、単なる偶然なんでしょうか? 遠い異国の地ながらも、日本から移住した人が多い、このハワイ。似たような習慣があっても不思議ではありませんね。また、このピカケ・レイ、つぼみのままレイが作られるので、実は掛けた時はあまり香りはしません。でも、花嫁さんが首から掛けて、時間がたつと、体温で温められたそのつぼみが開花するのだそうです。そうすることによって、フワ〜っと柔らかい香りが漂うというのです。なんとも幻想的だと思いませんか?


カイウラニ王女が愛したピカケ

そもそも、この「ピカケ」ってどんな花なんでしょう。調べてみると、実に興味深いことが分かりました。みなさん、ハワイ王朝が崩壊し、ハワイがアメリカの一部となった翌年の1899年に、24歳の若さで亡くなったカイウラニ王女をご存知ですか? ハワイ王朝の末期、激動の人生を遂げた人物です。王女が6歳の時、カラカウア王はアメリカの植民地政策を阻止するため、日本の後ろ盾を得ようと明治天皇に山階宮定麿親王との婚姻を申し入れました。しかし、米国との関係悪化を恐れた日本から、その申し入れは断られてしまいます。ハワイ王朝はそのまま勢力を弱め、王女が18歳の時、ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニの王権が、アメリカから派遣された軍隊によって剥奪されると、リリウオカラニの王位継承者であったカイウラニ王女は、当時の大統領、クリーブランド氏に助けを請うたのでした。しかし、その王女の願いもむなしく、ハワイはアメリカの領土となったのです。翌年の1899年に王女は病に倒れ、その短い一生の幕を閉じたのです。このカイウラニ王女が大好きだったのが、この「ピカケ」なのです。王女はこの花と、ピーコック(孔雀)を愛したことから、ピーコックのハワイ語である「ピカケ」がこの花の名前になったようなんですね。ハワイ王朝を必死に守ろうとした悲劇の王女が愛した花ということで、きっとハワイの人はみんなこのピカケを好きなんでしょうね。

このピカケですが、1〜2本を贈るなら「友情」を、3〜4本を贈るなら「恋心」、5〜6本を贈るなら「愛の告白」、それ以上を贈るなら「プロポーズ」の意味があるんだそうですよ。6本以上のピカケを買って、ハワイでプロポーズするのもロマンティックですよね。ちなみに、このピカケですが、春先から夏にかけて咲く花なので、秋、冬はジンジャー・レイやチューブローズ・レイで代用することが多いようです。でも、どれもいい香りがすること、そして、花嫁カラーの「白」であることが共通していますね。どれをもらっても、いい香りとともに素敵な結婚式を挙げることができるのでは? ハワイで挙式をお考えのみなさん、是非お試しくださいね

(Noriko)

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