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ハワイ歩き方事務局
人気連載「Norikoのレイ入門講座」

第03回 5月はレイが大活躍!

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年05月03日

第3回 5月はレイが大活躍


レイ・デーに行われるイベント

●5月1日はレイ・デー
世界中で「メイ・デー」として知られる5月1日ですが、ハワイでは「レイ・デー」と称され、各地で様々なイベントが行われます。「メイ・デー」と「レイ・デー」、うーん、ちょっと聞いただけでは、なんだか「親父ギャグ!?」の1つのようでもありますが、実はこれには、きちんとした理由があるんです。

かつて、レイは今のように特別な日にあげるものではなく、日常的に自分たちを飾るアクセサリーのようなものとして捉えられていました。自分たちを着飾るオシャレの1つだったんですね。でも、その習慣も次第に廃れ、アロハタワーに到着する船旅の旅行客しか、レイをかけなくなっていたんです。そのことに気づいた詩人であり、芸術家でもあるドン・ブランディングさんという人が、1928年のメイ・デー、つまり5月1日に、「先祖たちがやっていたように、レイで自分たちを着飾ろう」ということを提唱したのです。すると、みんながそれに賛同し、成功を収めた「メイ・デー」は翌年からハワイでは「レイ・デー」と呼ばれることになった訳だそうです。


今年の優勝作品。ポップな色が可愛い

レイ・デーには、様々なイベントが催されますが、一番有名なのはワイキキにあるカピオラニ公園でのイベント。会場に行ってみると、いろいろな種類のレイを売っているお店もいくつか出ていました。フラワー・レイはもちろん、フェザー・レイ、ククイナッツのレイなど、なじみのあるものもあったのですが、「こんな材料で作っちゃうの?」というお初のものも おばちゃんたちがおしゃべりしながら作っているのは、なんと、野山に生えているカウナオアという「ツタ」で作るレイ。これ、なぜか「ラナイ島」のオフィシャル・レイなんです。首にかけるとちょっと痒くなりそうですが、結構素材は柔らかいものでした。さて、そのイベントの目玉はなんと言っても「レイ・コンテスト」。「カーネーションのレイ」、「バラのレイ」など、細かく分けられたカテゴリーごとに出品された数多くのレイの中から、入賞したものが飾られています。大賞に輝いたのは、色とりどりの花や実で作られたレイでした。これには納得です いろんな色が入っているのに、実にまとまりがあるんです。ポップな色調なので、「10代〜20代前半の、うら若き乙女がかけると可愛いだろうな」という印象です。私も、もう少し若ければ…


もらった「センチピード・レイ」。ほのかな香りにヒーリング効果あり?

●ハワイで迎えた初バースデー
5月1日のレイ・デーから5日後の6日は、なんと私の誕生日でした。ハワイで迎える初めての誕生日とあり、「誰かから、レイもらえるかしら?」なんて、ちょっと期待したりして。そう思っていると、朝、会社から、オーキッドのレイとバースデーカードをもらいました。このオーキッドのレイですが、普段良く見る紫色の花が開いたものを繋げてあるのではなく、オーキッドの小さな花びらだけを使って作った「センチピード・レイ」と呼ばれるもの。しかも、白いオーキッドで作ってあるんです。これは色が白いのでウェディングの時にもよく使われるレイなんですね。日本だと年齢が高くなると、一般的にはあまり誕生日って、それほど重要ではなくなってきますよね。でも、アメリカでは、誕生日はいくつになっても大切な記念日なのです。会社によっては、休暇をもらえるところもあるんですよ。年は取りたくないけど、こうやってみんなに祝ってもらえると、やっぱり嬉しいものですよね。もらったレイは、その日一日中、首にかけて仕事していました。いい香りがして、仕事で溜まった疲れも癒してくれた気がしますよ。


3つのレイを首にかけ、誕生日気分は最高潮

その日、仕事が終わると、友人たちが食事に招待してくれたのですが、そこでもレイをプレゼントされました。「オーキッド・レイ」、「ジンジャー・レイ」、「シガー・フラワー・レイ」と3つもらい、誕生日気分も最高潮 香りはジンジャーのいい香りを、目では色鮮やかなオーキッドとシガー・フラワーのレイを楽しめるように、と用意してくれていたようで、お陰で「レイに始まり、レイで終わる」一日となりました。ちなみに、今回初めて出てくる「シガー・フラワー・レイ」について、少し書き加えておきますね。「シガー・フラワー・レイ」は、オレンジや赤の小さいチューブ状の花と、丸い小さな実がたくさんついたもので、あまり香りはありません。ちなみに、これはタバコの花ではありません。赤い小さな花と実が、ちりちりと燃えるタバコの火のように見えるからこの名前がついたそうです。


卒業生はこうやってレイに埋もれます。人気者の証しです

●5月は別れのシーズン?
卒業式と言えば、日本では春3月ですが、ハワイでは5月が卒業シーズンになります。私の周りでは、友達のイボンがカレッジを卒業するので、ジンジャー・レイとフラット・レイと呼ばれるオーキッドのレイ、それに「卒業おめでとう」と書かれた風船を買い、会場へ向かいました。会場に着くと、他の友達もそれぞれレイを手に勢ぞろい。やっぱり一番多いのはフラワーレイ。イボンの友達が20人前後集まっていますが、全く同じものは一つもなく、彼女のために選んだ個性的なものばかり。セレモニーが終わると、卒業生が壇上から降りてきて、その中にイボンの姿も見えます。みんなの先陣を切ったのは、やはりイボンのボーイフレンドのライアン。彼が彼女のために用意していたのは、白いチューブ・ローズのレイと、カラフルなハク・レイ。ハク・レイとは、花や葉を束ねたレイのことで、頭や手に巻きます。ライアンはイボンの頭にキュッと結んであげていました。ハワイの卒業式は友達もみんな駆けつけてレイをあげるので、帰る頃にはほとんどの卒業生がレイに埋もれてしまうんです。イボンも例外ではなく、たくさんの友達にレイをもらっていたので首は全く見えないようになっていました。でも、フラワー・レイって、水分を含んでいるので、1つでも結構重いんですよ。他人事ながら「肩こりそうだなぁ」と、心配してしまいました。でも、たくさんレイをかけているってことは、それだけたくさんの人に祝ってもらっているという証しですから、よしとしましょう

日本では、桜の咲く3月が別れの季節ですが、5月が年度末にあたるアメリカでは、この頃がそうなんですね。レイを贈ったり、贈られたり、レイはハワイの人にとっては欠かせない文化だということを実感した5月でした。

(Noriko)

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