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ハワイ歩き方事務局
人気連載「スイート・カップル生活」

第02回 洗濯1回に硬貨16枚!?

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2004年11月21日

第2回 洗濯1回に硬貨16枚 !?


2週間たまった後の洗濯物。見るのもイヤになります…

主婦になったら、免れられない!? ことの一つに、2人分の洗濯という大切な家事があります。日本で一人暮らしをしていた時には、汚れた服を放っておくのも嫌だったので、週に2、3回は洗濯機を回していました。しかしハワイでは、個々の部屋に洗濯機と乾燥機がなく、同じアパートの住民同士で共有することも多く(ワイキキのコンドミニアムにもありますよね)、好きな時に好きなだけ洗濯をするというのが難しい場合があるのです。私たちのアパートも例にもれず、4世帯で1台の洗濯機と乾燥機を共有しているため、週末にもなると「洗濯の時間」が重なってしまい、待つこともしばしば… もちろん、洗濯物がいっぱい入ったカゴを2階の部屋から1階の洗濯機まで運ぶのは、主人の仕事です


左からペニー、ニッケル、ダイム、クォーター。一番必要なのがクォーター

以前は、1回の洗濯に¢75、つまり¢25硬貨(クォーター)が3枚必要でした。ところが、ある日突然、洗濯するとかえって洗濯物が汚れるのでは? と思うくらい汚かった洗濯機が、新品になっていたのです 「やったー」と喜びの奇声を上げたのも束の間。よくよく見ると、使用料が$1に値上げされていました。つまり1回の洗濯にクォーターが4枚、乾燥機も$1なので、計8枚。色物と白い物をきっちり分けないと主人に叱られるので、合計16枚の硬貨が必要になってしまいました!!


ここにクォーターを4枚挿入します

●クォーター獲得大作戦
「お洗濯の日」の直前は、クォーターの収集に必死です。アメリカでは一般的に、¢58の物を買う場合、$1を渡してオツリ¢42をもらいます。日本人の様に(たとえば58円の物を買うとして、100円プラス8円を渡してオツリを50円硬貨で1枚もらうことが多いですよね)1ケタの細かいお金(上の8円のように)まで払わず、そのままジャラジャラとお釣りをもらうことが多いようです。これには、一説にはアメリカ人は計算が苦手!? という話しもあります。が、クォーターを得るためには、そんなことも言っておれず、アメリカ人にしては計算が得意(失礼)な主人は、必死になって¢1(ペニー)、¢5(ニッケル)、¢10(ダイム)を使って、「クォーター獲得大作戦」を実施しています。両替を頼むのが手っ取り早いのですが、お店によっては、「$2まで」といったような規則があるようです。先日、映画館に行った時に、ゲームの横に両替機を発見。「これぞ天の救い」ということで、かなりのクォーターをしっかり確保して帰りました。

でも、こんなに必死になって獲得したクォーターも、「いっぺんに16枚もなくなってしまうのでは、そう毎週洗濯もしていられないだろう…」ということで、主人は2週間に1回のペースを提案してきました。できれば、「せめて週に1回でも洗濯をしたい」私は、クォーター収集の大変さとお財布の中身が分かっているだけに、洗濯の頻度に関しては葛藤中です。きっとここハワイでは、同じような悩みを抱えている方がたくさんいることだと思います…


真新しくなって値上がりした洗濯機

●私の一番好きな香り、それは…
少し話しは逸れますが、実は私、アメリカの洗濯物の香りが大好きなのです。香りフェチと言われると恥ずかしいのですが、ハワイに引っ越して来る前から、「早くハワイで洗濯したい」とずっと周囲に言い続けていました。日本では粉の洗剤を使っていましたが、どうやらここアメリカでは液体の洗剤が主流のようです。Tide、Allなど多くの商品がありますが、いつも決まったブランドを買うのではなく、その時に一番安い洗剤を買うのですが、どれもほとんど同じ香りがします。洗った後の洗濯物というのは、例外なく良い香りがするものなのでしょうが、アメリカの液体洗剤で洗った後の洗濯物の香りは、ウットリするほど「洗い立て」の香りなのです… 地球の環境や人体の影響を考えると、果たして香りが強い洗剤というのが良いのか悪いのかは分かりませんが、個人的嗜好を言わせてもらうと、アメリカの洗剤に軍配を上げたいと思います。最近では、日本でもコストコ(ハワイではコスコと呼びます)や輸入雑貨屋さんなどで購入できるそうですので、一度お試しください。


これが今使っている「芳しい香」の液体洗剤です

さて、話しを戻します… 最近はワイキキのホテルのコンドミニアム化も進んでいます。みなさんもコンドに滞在されて、ハワイで洗濯をされる機会も増えるのではないでしょうか。特に数週間、1カ月といった長期滞在される場合には、日本から毎日の下着を日数分持ってきたら、それだけでスーツケースがパンパンに埋まってしまいます。帰りにはお土産のスペースも必要ですよね? その分荷物を減らして、ハワイで洗濯をしてみるのも面白いかもしれません。そんな時は、硬貨(クォーター)を常にご用意されることをお薦め致します。そして、液体洗剤を試してみてください。もちろん、好き嫌いはあるかと思いますが… ご感想をお待ちしております でも、決してアメリカの洗剤会社の回し者ではありませんので、ご了承ください…

プロフィール
私: 日本の大学を卒業後、JALEX日本語教師プログラムに参加し、1995年から2年間アイオワ州の高校で日本語を教える。帰国後は旅行会社に勤務し、5年間のOL生活の後、米国人の夫と結婚。2004年1月にハワイに引っ越して以来、仕事と家庭を両立しようと「日々是決戦(?)」という生活を送っている。趣味はスキー。ハワイで一番恋しいもの… それは「雪」かも?

主人:現在、ハワイ大の大学院でスクール・カウンセリングを学んでいるアイオワ州出身の米国人。趣味はスポーツ観戦。かつてアイオワの高校でコーチをしていたこともあり、3度の飯よりフットボール好き。9年前は可愛い日本語の生徒だったが、縁あって教師だった日本人の妻を娶り、今また少しずつ日本語を覚えざるを得ない多忙な大学院生。

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