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ハワイ歩き方事務局
人気連載「スイート・カップル生活」

第10回 ダーリンはアメリカ人 最終回

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2005年07月21日

最終回 ダーリンはアメリカ人

●ハニーとダーリン!?
最終回を迎え、「何か最近、特別な出来事あったかなぁ?」と考えていたところ、同僚から「アメリカ人の夫に焦点を当てて書いてみれば?」との助言をもらい、「それなら、たくさん書くことあるぞ」ということで、今回のテーマを「ダーリンはアメリカ人」としてみました。


ダーリン♪と呼べる日がいつか、来るのでしょうか…

小栗左多里さんの著書『ダーリンは外国人』の「ダーリンは」の部分を真似してみたのですが、小栗さん同様、私も主人のことを「ダーリン」なんてコッパズカシクて、呼べません。昔、「メールなら、それほど恥ずかしくないだろう」と思い「Darling」と書いたことはあったけど、声に出して呼ぶなんてとんでもない… 「私ったら、なんてシャイ」と実感する瞬間です。私を「ハニー」と呼ぶ主人に、「それに呼応したい」という欲求はあるのですが… やはり、文化の壁でしょうか? 最近では、正しくNick(主人の名前)と発音できない照れ隠しに、「ニック・ニック」とカタカナ読みし、2回繰り返して嫌がられています(笑)。

●食器洗いは主人の仕事
主人は、私がフルタイムで働いているせいもあって、割と家事を手伝ってくれます。我が家では暗黙の了解で、「ご飯を作らなかった方が食器洗いをする」ということになっています。どうしても私が夕飯を作ることの方が多いので、食器洗いはほとんど主人の仕事。それでも、帰宅時間の早い主人は、気が向くと台所に立ち、せっせとディナー作りに励んでいます。得意なのは、手間がかからず、かつ私が自分では作らないメキシカン。タコスやブリトーなどを作ってくれます。すご〜く褒めると、「野菜切って、缶詰開けるだけなんだけどね」と、照れながら言い訳をする主人。でも、実は嬉しそう(笑)。実際、主人のメキシカンは本当に美味しいんです。


台所に立つ主人。2人立つと喧嘩になります

●豚肉のない酢豚って!?
時々、主人が作ってくれるものに、ビックリさせられることがあります。「今日は酢豚を作ったよ」と得意気な主人に、「そんな高度なお料理、できたの?」と、ちょっと不安になりつつフライパンを覗いたところ、そこにあったのは酢豚もどきの色をした炒め物。酢豚の元の粉は買ってあったのですが、豚肉がなかったため、代用でチキンを使っていました。もちろん、お肉を片栗粉で揚げるなんてことはしていないので、「フツーのチキン」。こうなったら、「ただの炒め物じゃん」と踏ん切りをつけ、私は使いかけのモヤシを入れてしまいました。酢豚からは、かなり遠く離れたモノ? になってしまいましたが、主人に料理を手伝うのを止めて欲しくない一心で、「美味しいね、美味しいね」と食べた私です。こう言い続けている限り、相手の上達は見込めないでしょう… 


主人の大好きなケチャップ。エセ酢豚にもタップリ入っていました

その他、カレーに海老とチキンの両方入っていたこともありました。一番ショッキングだったのは、パンケーキ。まだ、日本にいて、付き合い始めたばかりの頃、一人暮らしの私の家に来て、何かを作ってくれるというのです。楽しみに、会社から帰って来た私を待っていたのは、パンケーキ(!)。私はパンケーキが大好きなので、別に夕飯と朝食が逆になっても文句は言いません。でも、私が驚いたのは、パンケーキの上にかかっていた茶色い粉。最初は「ココアかな?」と思ったのですが、食べてみると微妙な味。「コレ、何?」と聞いてみると、「シナモンがなかったから、代わりにナツメグを使ったんだ」と主人。私はハンバーグにしかナツメグを使ったことがなかったので、パンケーキにナツメグ!? とビックリ。

私の失敗
こうやって書き連ねていると、よっぽど主人は味オンチかと思われてしまうかもしれませんが、私も結構失敗を重ねています。ジャガイモのポタージュスープを作りたかったのに、冷蔵庫に牛乳も生クリームもなかったので、シリアル用に買ってあるソイミルク(豆乳)、しかも、バニラ味の甘いミルクを使ってしまい、不味くて食べられなかったこともありました。落ち込んでいる私を、「でも美味しいよ」と慰め、食べてくれた優しい主人。私はその優しさにとっても感動したのです。ところが後日、私の誘導尋問に「実は、あまり美味しくなかったんだよね」と白状した主人。心が狭く、寛容でない私は、その一言に痛く傷ついたのでした。


2週間分溜まると、結構重いんです

ダーリンの名誉挽回
そんな主人ですが、週末には、重い洗濯物を階下にある洗濯場まで運び、色物と白い物とを分け、洗濯機と乾燥機を駆使してくれるので、本当に助かります。最近覚えた技は、洗濯機と乾燥機を待っている人がいるかもしれないので、洗濯物を入れた時間をメモ用紙に書いておくのです。そうすれば、何時に取りに行けばいいか、忘れないのだとか。実は、私が持ち合わせていない「女性のような細かさ」に脱帽。そして夜、テレビを見ながら2人で各自、自分の洗濯物をたたむのです。

アメリカ人だから、家事を色々手伝ってくれる、という訳でもないようです。奥さんが器用で、料理、洗濯、掃除、何でも完璧にこなすご家庭では、旦那様は何もしない、という現象が起こるのは、古今東西、どこに行っても同じなのでしょう。日本でも、最近は男性が器用になってきていて、お料理、洗濯など、家事をお手伝いしてくれるご主人が増えてきているとかいないとか? 「どこに行っても、どんな人種でも、お互いを思いやり、支え合うことは大事だなぁ」と、台所に立つ父の姿を振り返りながら、改めて思い直す今日この頃です。皆さん、一年間ご愛読頂きまして、ありがとうございました。皆さんのスイートなライフを、ここハワイで心よりお祈りしております

プロフィール
私: 日本の大学を卒業後、JALEX日本語教師プログラムに参加し、1995年から2年間アイオワ州の高校で日本語を教える。帰国後は旅行会社に勤務し、5年間のOL生活の後、米国人の夫と結婚。2004年1月にハワイに引っ越して以来、仕事と家庭を両立しようと「日々是決戦(?)」という生活を送っている。趣味はスキー。ハワイで一番恋しいもの… それは「雪」かも?

主人:現在、ハワイ大の大学院でスクール・カウンセリングを学んでいるアイオワ州出身の米国人。趣味はスポーツ観戦。かつてアイオワの高校でコーチをしていたこともあり、3度の飯よりアメフト好き。9年前は可愛い日本語の生徒だったが、縁あって教師だった日本人の妻を娶り、今また少しずつ日本語を覚えざるを得ない多忙な大学院生。

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