Oahu Guide : North Shore in Winter Vol.1
大きな波が次々と押し寄せる冬のノースショアには、世界中から腕自慢のサーファー達が集まって来ることで有名です。サーファー以外にもフォトグラファーやサーフィン見物を楽しむ人々で大賑わい。そこで今回は編集部員が、サーファー気分で楽しめるディープな冬のノースショアをご紹介します♪ ARE YOU READY~? ノースショアとは? オアフ島の北向きの海岸地域、カエナ岬 (Kaʻena Point) とカフク岬 (Kahuku Point) を含む地域が一般にはノースショアと呼ばれています。冬季(ハワイでは11月~2月頃)には巨大な波が打ち寄せ、世界中からサーファーが集まるスポットとしても知られています。中でもワイメアベイやサンセットビーチは有名なサーフスポット。ノースショア一帯では、ハレイワ (Haleʻiwa) が最大の町です。 それではMyハワイ編集部員が各ポイントを抑えつつ、ディープなノースショアの旅へナビゲートしま~す! ■関連記事/【話題】ハワイ各地で10m級の高波による被害が多数発生 Point 1.トイレは道中で済ませておくべし!ついでに買い物と名物アイスも! 冬のノースショアは、波乗りに向かうサーファーやビッグウェーブ見学に訪れる観光客などのドライバーの増加により、道路の渋滞が予想されます。各ビーチには公衆のトイレが設置されているものの、ドライビングの際は早め早めの休憩を心がけましょう。ノースショアへ行く前の一番目の休憩所として、おすすめはワヒアワのドール・プランテーション。ついでにお土産などのショッピングもできます。名物のパイナップル味のソフトクリームの味見もお忘れのないよう! ノースショアの見どころはまだまだこれからなので、こちらではあまり長いせず1時間以内に抑えましょう。 ■関連記事/ドール・プランテーションのパイナップル列車が新しく!
Point 2.波見学スポット1! エフカイ・ビーチ(Ehukai Beach Park) ドールプランテーションを出発してサトウキビ畑の田舎道を車で30分くらい走ると海が見えてきます。冬のノースショアおすすめといえば、やはり波見学でしょう! 一番目にご紹介するスポットは、エフカイビーチ。またの名をバンザイパイプライン(Banzai Pipeline)とも言われており、ビッグウェーブ・サーファーが集まるスポットです。 エフカイビーチの目印は、サンセットビーチ小学校(Sunset Beach Elementary School)。ビーチ前の駐車エリアが小さいので少しわかり難いかもしれませんが、右手に小学校らしき校庭が見えたらそこから道路を渡った向かい側のビーチパークがそれ。ホノルルから向かった場合、サンセットビーチのひとつ手前のビーチに当たります。
冬のノースの海は、それぞれのビーチ、その日その日で波の表情も違っています。 Point 3.波見学スポット2! サンセット・ビーチ(Sunset Beach) 冬のノースショアのビーチでは数々のサーフィン大会が行われます。ビッグウェーブで有名なこのサンセットビーチ(上写真)もその1つ。1985年まではハワイの英雄である「デュークカハナモク・インビテーショナル」サーフィン大会が行われており、現在では世界的に有名なサーフィン大会、「バンズ・トリプル・クラウン」が催されるビーチです。冬の高波とは対照的に、夏のサンセットビーチは通常穏やかで、サーファーや遊泳する人々で賑わいます。長く白い砂浜も美しく、その名のとおりサンセットが美しいことでも知られています。 Point 4.定番のガーリックシュリンプを食べる!:Romy’s Kahuku Prawns & Shrimp ノースショアへ行くのならランチには名物のエビを食べるのが常識! ノースショアを更に北上すると美味しいエビの養殖場があるタウン、「カフク(Kahuku)」に到着します。「ロミーズ」はMyハワイ編集部員もおすすめの、オアフ島でも最も美味しいガーリックシュリンプが食べられるお店の1つ。 今回私たちが食べたのは、定番のガーリックシュリンプ(左)とシンプルなボイルドシュリンプ(右)。ガーリックシュリンプはカリカリに焼いてあるガーリックも香ばしく、ゆでエビのほうはレモンをかけて食べるとあっさりと頂けます! ひとつだけ難をいえば人気のお店につきものの長蛇の列!? 30分以上(特に週末やランチタイム)は待つ覚悟でのんびりいきましょう。 ◎Romy’s Kahuku Prawns and Shrimp
Point 5. Ted’s Bakery本店でチョコレートハウピアパイを食べる! ローカル(ハワイの人々)に絶大な人気のチョコレートハウピアパイは地元スーパーでも購入できます。でもせっかくノースショアまで足を伸ばすのなら、サンセットビーチ側のノスタルジックなTed’s Bakery(テッズ・ベーカリー)の本店で、美味し~いパイを味わいたいですよね? ココナッツの風味のチョコレートハウピアパイの他にも、たくさんの種類のパイがあってどれも美味!? サンドイッチやプレートランチもありますよ。 ◎Ted’s Bakery
Point 6.波見学スポット3! ワイメアベイビーチパーク:Waimea Bay Beach Park 50年代のビッグウエーブ・サーフィンのメッカとして有名なビーチ。伝説のハワイアンのサーファー、エディ・アイカウがライフガードをしていたことでも知られており、クイックシルバー主催の「Quicksilver In Memory of Eddie Aikau(エディ・アイカウを偲ぶサーフ大会)」が行われる場所でもあります。「波の高さで開催が決まる」と言われ、世界から招待された腕自慢のトップサーファーのみが参加できるこの大会は、最小でも20フィート(約6メートル)の波がなければ開催されず、過去24年間でもわずか8回しか催されていません。 冬に訪れる方はビッグウエーブで波乗りするサーファーを見学する良いチャンス! でも経験をつんだサーファーでもレスキューされるような波の日には、ライフガードが「一般の人は沖に近づかないように」と常にアナウンスしているので要注意。見学の際にも十分の注意が必要です。ライフガードの指示に従ってくださいね。 ■関連記事/人気連載「ハワイでサーフィン」 第08回 ハワイで10フィートの波とは…
ワイメアビーチはその景観も素晴らしく、春、夏など波が穏やかな季節にはたくさんの人々が遊泳し、岩場から飛び込むローカルや観光客たちで賑わいます。パーク内には駐車場や大きめのトイレがあります。が、駐車場は整備はされているものの数が限られています。道路沿いに駐車してビーチまで歩くことも可能ですが、ビーチでのんびりしたいなら朝早めの出発をおすすめします。 いかがでしたか? 太陽が燦々と照りつける夏の真っ青な海もいいけど、冬のノースショアの海はパワフルな中にも不思議な静寂感があり、パワーチャージされつつ見ているだけで癒されます。ディープなノースショア巡りはまだまだ続きますよ。後半ではノスタルジックなサーファータウン、ハレイワをご紹介します。お楽しみに~! ★ノースショアへ車での行き方 <ワイキキ方面から> H1フリーウエイに乗りH2フリーウエイNorth(ノース)の方向へ進みます。H2の終点から自然にKamehameha Hwyカメハメハハイウエイ(国道99号線)に移行し、そのまま走ると目の前に海が見えてきます。ハレイワ(Haleiwa)のサインが見えたらハレイワタウンに行きたい場合はそこで降ります。ハレイワを飛ばして、エフカイやサンセットビーチなど、ノースショアの海に直接行きたい場合は、そのまままっすぐ行くと国道83号線の海岸線沿いにたどり着きます。左手には、手前から順にワイメアビーチパーク、エフカイビーチパーク、サンセットビーチパークがあります。
(2015年1月30日更新) |
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