Maebo's Won-Ton Chip Cookies
アロハ~!
ハワイ大食いクラブが太鼓判を押した「知る人ぞ知る逸品」が次々と登場するこのコーナー、編集部が「本当に美味しいっ!」と太鼓判を押すお気に入りの味を、「ハワイの新名物」としてどんどんご紹介しています。大食いクラブと一緒に、意外と深~いB級マニアの世界を楽しんでくださいね♪ 読者の皆様の投稿も募集しています。皆様が「これこそ新名物!」と思う美味しいものを教えてください。投稿はこちらまでEメールでどうぞ。
ハワイの新名物を探せ! 第16回、ハワイ島ヒロ発のインパクトが強烈すぎるクッキー!?
●静かなヒロの町のご当地名物ワンタンチップス入り!
Aloha、Erikoです。今日はアラモアナのドンキホーテで編集部員Mが見つけてきた、ご当地お菓子をご紹介します。新名物といっても創業65年もの歴史ある、しかもハワイ島のヒロ発のお菓子なんですよ。ハワイ島で人気のお菓子といえば有名なビッグアイランドキャンディースのショートブレッドクッキーや以前このコーナーで紹介したMochi & Manjuなどもありますが、このクッキーも気になりますね。とにかくこのパッケージをご覧ください! まず目が行くのはパッケージのキャラクター! 江崎グリコのキャラを彷彿させる筋肉男子が個性的ですね。よく見ると彼が持っているバーベルの左には「One(ワン)」右は「Ton(トン)」という文字が!? 芸の細かさに思わず溜息が…。っていうかインパクトありすぎ~! ■関連記事/人気連載「ハワイの新名物を探せ!」第12回、ヒロ名物、あのうわさのスイーツをついにゲット!
それもそのはず! このクッキーの製造元は、ハワイ島のヒロにある「One-Ton Chips(ワントン・チップス)」というワンタンの専門店なんです。ワントンとは正しくはWanton、いわゆる日本ではワンタン麺のことです。パッケージの裏にはお店の歴史が記されていました。 せっかくなのでお店の歴史をちょっとご紹介しますね。このお店は1950年に静かなヒロの町で創業を始めました。ご主人Toshito Maeboさんの豆腐工場を手伝っていた奥さんのKotoさんが手作りの麺作りに成功したのがきっかけで、サイミンヌードルやうどん麺など様々な麺作りにチャレンジして販売。その後夫妻の次男がこのワンタンチップスを開発、当時ハワイの人気のスナックとなりました。ファミリー・ビジネスとして継続されたこのお店は現在では3代目が引き継ぎ、ハワイ島のヒロのみで作られるワンタン・チップスとして、公式ウエブサイトやアマゾンなどでも販売されているそうです。
そうそう肝心なクッキーのお味なのですが、パッケージの強烈なインパクトに負けていません! バターの風味が効いたショートブレッドクッキーにワンタンチップの粒が入り、さくっとした歯ざわりも軽く、口の中でトロリと蕩けるような、素朴で懐かしい味。強烈キャラは日本のハワイマニアの間では「知る人ぞ知る」お菓子のようで、ローカル色たっぷりでお土産に買っていってもマニアックで話題性がありそうですね。お値段も$4台とお手ごろだし。 私も次回日本へ里帰りの際にはこれを買っていこうと思います。 One-Ton Chipsウェブサイト(英語):www.one-ton.com |
(2015年2月更新)
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