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ハワイ歩き方事務局
人気連載「憧れのハワイウェディング」

第08回 ブーケ、レイ&会場の彩り

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年07月23日

第8回 ブーケ、レイ&会場の彩り


友人たちのイチオシでフラワー・デザイナーが決定

フラワー・デザイナーの選択
結婚式の準備の中で、最後まで決めるのを伸ばしのばしにしていたのが「フラワー・デザイナー」でした。あまりお花には詳しくないし、他のものほどこだわりがなかったのがその理由。それに選ぶのが大変なのです。ウェディング・エキスポに行くと、多くのフラワー・デザイナーがサンプルのブーケを持ってきていたり、パーティー会場に見立てて、テーブルをお花で飾ったりしていましたが、値段が付いているものでもないので、ただ「キレイだなぁ…」で終わってしまっていたのです。


こんな風に飾ればガゼボも一層ロマンチックに

そこで、結婚を控えた2人のお友だちに「お花、どうしよう?」と相談したところ、2人から同じように、「イボンヌは? センスいいよ」とアドバイスをもらいました。その2人は友だち同士でもなく、ハワイに何十人もいるフラワー・デザイナーの中から同じ人物の名前を口にしたことに驚いたのです。そして、ある日、マノアのウェディング・カフェに行って、彼女の作品のアルバムを見ていたとき、偶然、イボンヌがやってきたのです。またまた、ビックリしたのですが、少し話をして、「では、お願いします」と、決めてしまいました。こんなにすぐに決めることができたのは、やっぱり口コミ・パワーのなせる業ですね。


色とりどりのフラワーでテーブル上にも華やぎを

●イボンヌ
細くて、透き通るようなイメージの彼女は、フラワー・デザイナーの家庭に育ち、自然に自らもフラワー・デザイナーとして働くようになったそうです。いくつものブライダル装花を手がけるうち、その楽しさを見出し、キャリアはすでに12年。 フロリダにいたときには、世界でも有数のお金持ちのドナルド・トランプのウェディング装花を任されたそうです。ハイクラスなセレブにも認められているってことですよね。ハワイのブライダル雑誌でも、そのアイデア豊富な装花はたびたび紹介されています。


ブーケのイメージはこんな感じかな

●打ち合わせ
お任せすることが決まってから、打ち合わせをします。そう、ブーケや装花は全てオーダーメイドなのです。希望するブーケや会場装花のイメージを伝えるために、写真を集めておきましょう。ドレスの写真もあるといいかもしれませんね。私は打ち合わせのときまで何も考えず、何も持っていかなかったため、口頭で説明しましたが、やはり難しいものです。後日、インターネットやブライダル雑誌から写真を探し、メールでイメージ写真としてイボンヌに送りました。すると、すぐに了解の返事が来たので安心しました。会って説明したときは、「バラが好き、ブーケの色は白と緑系で…」と、簡単な説明しかできなかったので、彼女も写真を受け取って安心したのでしょうね(笑)


全てお任せのセンターピースなどは当日見てのお楽しみ

私たちはブーケのほかに、ブートニア、フラワーシャワー用のバラの花びら、パーティー会場用にセンターピース(テーブル装花)などをお願いする予定です。結局、自分用のブーケのイメージ写真だけを送って、センターピースやブライズメイド(花嫁の付き添い人)のブーケ、トス用のブーケなどはお任せにすることにしました。ちょっとドキドキですが、私も忙しくて、写真探しをする時間もあまりないし(気に入ったイメージ写真を見つけるのは、結構時間がかかるのです)、当日のお楽しみにすることにします。お花以外のほとんどすべてをトッド君と私で決めているので納得していますが、お花に関しては強力な助っ人を得たと思って、任せてしまいます きっと海外ウェディングをするカップルたちは、楽しみとちょっぴり不安が入り混じった、こんな気持ちなのでしょうね。


カラフルなトロピカルフラワーは結婚式に最適

●ハワイのお花
花の素晴らしいところは、その色と形。その中でも、ハワイの花は世界でも類を見ない独特さを誇っています。色の範囲はやわらかで、繊細なピンクからショッキング・オレンジまで、まさに様々なのです。ここで少し、ハワイにある基本的な花材をご紹介しましょう。

ハワイらしい花材&人気のスタイル
香りが良い花 ピカケ、カーデニア、ステファノティス、チューブローズ、スターゲイザー・リリー/カサブランカ(ユリ)
彩りを添える花 バード・オブ・パラダイス、オーキッド(ラン)、ヘリコニア
1年を通して咲く花 バラ、フリージア、オーキッド(ラン)、アンスリウム、アジアティック・リリー/スターゲイザー・リリー
ウェディングで人気のスタイル モダン(現代的)、トラディショナル(伝統的)/ロマンチック、フリー・フィーリング(自由な感覚)


ハワイアン・ウェディングに欠かせないレイ

●レイ
レイをあげることは、ハワイで最もポピュラーな習慣の一つなのです。レイはアロハの心を表すシンボルで、卒業式や誕生日、ゲストを歓迎するときなど、ハワイの人たちはレイを贈ります。もちろん、結婚式でもレイは登場します。新郎新婦は愛情や感謝の気持ちをこめて、両親やウェディングを手伝ってくれる友人などにレイをあげるのです。

●ハワイのレイの種類
結婚式に使われるレイの種類について、ご紹介します。

レイの種類
ピカケ(ホワイト・ジャスミン) ピカケはとても良い、強い香りがある花として有名。5月から9月が時期。ハワイアン・スタイルなら花嫁さんがつけるのに最適
ハクレイ ハクレイは花嫁さんが頭につけるレイ。いろいろな種類の花を使って作られることが多い。茎や葉っぱも一緒に編みこまれています。つけると可愛いですよ!
マイレ マイレは男性のレイとして有名で、新郎が肩からたらすように掛ける、葉っぱだけのレイ(輪になっていません)
ホワイト・オーキッズ エレガントな雰囲気を醸し出すランのレイ。ピンクのバラと合わせて編んであるとロマンチックな雰囲気に
ミクロネシアン・ジンジャー 香りがよく、見た目もきれい。男性、女性どちらにもOK

次回は、エステと歯のホワイトニングについてです。お楽しみに

*今回の掲載写真(一番下の1点を除く)はラヴィ・ファクトリーにご協力いただきました。

イボンヌ・フローラル・デザインズ
Yvonne Floral Designs

場所:4224 Waialae Ave #321Honolulu, HI 96816
電話:808-221-6372
ファクス:808-732-8816
Eメール:info@yvonnefloral.com
ホームページ(英語):www.yvonnefloral.com

プロフィール
彩(あや)
ハワイ在住3年目。某外語大学卒業後、東京都内で笑顔と英会話が武器の受付嬢となる。OL生活4年目に、かねてからの夢だった海外生活を実現するため、ハワイ留学を決行。趣味はテニスとゴルフ、B級グルメ探求。夢はイルカと泳ぐこと。

トッド
ハワイ大学マノア校卒業。現在、某広告会社に勤務。特技はカラオケ、ヨーヨー。趣味はフットボール観戦。ちなみに「サンディエゴ・チャージャース」の大ファン。夢は日本語をペラペラに話せるようになり、可愛い2人の子供のパパになること。



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