第1回 4月「イースター」
●ハワイのファミリーはどう過ごすの? イースターといえば、真っ先に思い浮かぶのが「イースターエッグ」。生命や復活を象徴するものとして、卵が使われ始めたと言われていますが、そのイースターエッグを運んでくるとされるのが「イースターバニー(ウサギ)」。子だくさんのウサギが、これも繁栄のシンボルとしてイースターのマスコットとなったようです。
●イースターバスケットって? バスケットを開けた後のメインイベントは、と言えば、何と言っても「イースター・エッグハント」。カラフルに色付けされた、ゆで卵を庭のあちこちに隠し、それを子供達が競い合って手持ちのバスケットの中に拾い集めるゲームなのです。卵を着色するキットは2ドル前後でスーパーやロングス・ドラッグスでセールになるので、イースターの直前には家庭や学校などでイースターエッグ作成のプロジェクトが着々と進行するという訳です。ゆで卵に代わって、最近主流になっているのがプラスチックの卵。中を開けると、お菓子やオモチャが出てくるのが子供達にとってはゆで卵より数倍ウケがよく(当たり前か!)、親にとっても準備が楽なのが人気の理由といえそうです。毎年「今年はいくつ取った?」とか、「1つだけある金の卵は、誰々が見つけた」とか、子供達は夢中になって話してくれます。
●エッグハントは命がけ!? そうそう、ある年には、ハワイアン・ウォーターアドベンチャー・パークに出かけ、そこでエッグハントをしたこともありました。イースターの日は家族で教会や食事に出かけたりして祝うのが主流なせいか、人出は少なく、絶好のプール日和だったのだけれど、エッグハントは命がけ。少ないといっても、パーク内のほぼ全員が参加したかと思われるハントは、スタートラインからすでにすし詰め状態で、よく見ると大きな子供が多く、その中で小さいうちの娘が卵をゲットできる可能性は、想像しただけでも皆無。「卵が取れなかったら、また大泣き?」と怯えた親バカ2人は、仕方なく血眼になって3〜4個の卵を「ゲ〜ット!」。これ以来、イースターは基本に忠実に、ご近所のファミリーと庭や公園で、のどかにエッグハントをすることにしています。クリスマスと同様、テーマパークなどでイースター当日のイベントというのはあまりないようなので、この時期にハワイに来る方はキャンディーやチョコレート、ウサギの小物など、イースター関連のグッズをお土産にしてみてはいかがでしょうか? 小さな子供には、それを詰め合わせたグディーバッグなんかも受けると思いますよ! 今年のイースターは4月11日(日)。我が家では、1週間ほど早い4月3日(土)にご近所と一緒にエッグハント・パーティーを企画しました。今年は各家庭が1個ずつ、お手製のイースターエッグを持ち寄ってコンテスト。生卵をスプーンで支えて走るリレーとか、結構いろんな卵関連のゲームがあって、アメリカ人ってこういう企画がホント上手だなと、改めて感心しています。あとは、今日4月9日(金)に学区内にある公民館が主催するエッグハントにも参加予定。さて、ようやく物心つき始めた2歳半の末娘クリスのエッグハント本格デビューは今年だし、はたして収穫はいかに? とくと拝見させてもらいましょう! |
|
■現地最新情報 / イースターのショッピングセンター営業状況
■ファミリー情報 / 家族みんなで遊べるウォーターパーク
コメントを残す