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ハワイ歩き方事務局
人気連載「君の夢叶えます」

第17回 ハワイで名シェフとパスタ対決したい(後)

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2008年09月02日

「ハワイの歩き方」イメージ・モデルのサム君が夢請負人となって、ハワイで実現したいみんなの夢を叶えていきます。小さな夢から大きな夢まで、純粋な願いから不純な動機まで、みんなの夢も聞かせてね。採用された方には、ハワイの歩き方編集部が協力して、その夢を実現させちゃうよ! 応募のあて先はこちら>>editor@hawaii-arukikata.com

君の夢叶えます 第17回 料理上手の妻の夢を叶えて、ハワイでパスタ対決したい(後編)

●和の素材で作るびっくりカルボナーラ VS イタリアの伝統的なカルボナーラ
ハワイでイタリアンの達人に挑戦する川東夫妻 アロハ! みなさんのハワイで叶えたい夢の実現をお手伝いしているサムです。今回は、奈良県の仲良し夫婦、川東ご夫妻の夢の続き、「ハワイでパスタ対決」の後編だよ。ハワイでも有数のイタリアン・レストラン、「アランチーノ・ディ・マーレ」で濱本料理長とカルボナーラで料理対決をすることになった典子さん。典子さんの故郷、京都府山城の秘密の食材をたっぷり使ったヘルシーなカルボナーラに対するのは、濱本料理長が作る伝統的なイタリアンのカルボナーラ! なんだか僕までドキドキしてきたよ!

 

●最後の総仕上げ、審査員の料理評論家マシューさん登場、そして…
挑戦者がパスタを調理中挑戦者の主婦・典子さん:午後3時から始めた下ごしらえも終わり、もうすぐ麺をゆで始めます。審査員のマシューさんには、アルデンテのスパゲッティを食べていただきたいから、タイミングが大変。日本から持ってきたタイマーできっちり時間をはかります。あ、時間になりました。お鍋に麺を投入しなくっちゃ。

一方、イタリアンの達人、濱本料理長は余裕の構え。

濱本料理長:数分で一気に作ります。それまでにしておくことといえば、チーズを削っておくこと、飾りの焼きチーズをつくること、麺をゆで始めることだけですね(ニヤリ)。

終了時間間近になって、にわかに厨房があわただしくなりました。目にも留まらぬ速さでパスタを仕上げていく濱本料理長。対する典子さんも負けていません。鮮やかな手つきで、秘密のカルボナーラが着々と出来上がりつつあります。

と、そのとき、レストランの入り口に現れたのがハワイで有名なグルメ評論家で、パスタ・チャレンジの審査員を務めてくれるマシュー・グレー氏。「お、良い香りがしてるね〜」とご満悦です。

アランチーノ濱本料理長 アランチーノの厨房で ハワイのイタリアン・レストランで料理対決中

●緊張の試食タイム! 勝利の女神はどちらに微笑む?
ハワイきっての料理評論家が審査中レストランのテーブルに着席して、楽しみそうな様子の審査員マシューさん。

マシュー審査員:「さあ、今日はどんなカルボナーラが登場するのかな? イタリアンは僕の得意分野。心して食べさせもらうよ!」

典子さん:できました〜♪

濱本料理長:こちらも大丈夫です!

今回のパスタ・チャレンジでは、どちらがどのパスタを作ったかは全く明かさずに、審査員のマシューさんに2種類のパスタを食べてもらいます。そして、どちらのパスタが好みか決めてもらいます。

パスタ 料理評論家のマシュー・グレー氏
出来ました

秘密のカルボナーラ典子さんが用意したのは、和風のビックリ食材が使われた「秘密のカルボナーラ」。何と、ビックリ食材とは、典子さんの故郷、京都山城の名物「タケノコ」でした〜! しかも和風だしで麺をゆで、青紫蘇、干しエビがトッピングされています。

一方、イタリアンの達人が用意したのは、伝統的なカルボナーラ。隠し味には白トリュフを漬け込んだオリーブオイルが。卵に生クリーム、チーズとパンチェッタの風味が複雑に絡まり、それに焼きチーズが飾られた美しいもの。

 

アランチーノ料理長のカルボナーラさっそく、それぞれのパスタを食べ始めたマシューさん。麺を口に含み、香りを吸い込んで、ありとあらゆる角度から審査します。味以外に盛り付けもチェック。その姿を固唾を呑んで見守る挑戦者と達人。

まずは典子さんの秘密のカルボナーラの講評から。

マシュー審査員:「う〜ん、これは美味しいね! 珍しい素材が使われていて、工夫に満ちているよ。独創性があるね。全体的にあっさりとしていてヘルシーだね。もう少し塩を効かせてもいいかな? でも、本当に美味しいよ」と、ご満悦。

続いて、イタリアンの達人、濱本料理長のカルボナーラ。

ワイキキのアランチーノでマシュー審査員:「お、トリュフだね(嬉しそうに)。良い香りだ〜。麺もアルデンテで最高に良い状態でサーブされたね。これは、まさにイタリア本場の味だね。うーん、最高! 素晴らしい一皿をありがとう!」

美味しい2皿を口にして幸せそうな料理評論家のマシューさん。さっそくお気に入りの1皿を決めていただきましょう。

マシュー審査員:「どちらも本当に美味しくて、選べないくらいだよ。困ったな、本当に。どちらもカルボナーラなんだけど、全く違った切り口の2皿だね。伝統的なものと独創的なもの。そうだな〜、どうしてもどちらかを選べというなら、今日の僕は工夫に満ちた、たけのこ入りのカルボナーラを選ぶよ。初めて食べた味で、感動したよ。盛り付けも美しくって良いしね。これを作ったのはどちら?」

「はい、私です!」
と、典子さん。

「典子さんに、アランチーノからプレゼントがあります」

アランチーノのオーナーである稲村さんから典子さんに、キャップと賞状がプレゼントされました。なんと、キャップの後ろには「シェフ」の文字が! 

ハワイで大人気のイタリアン・レストラン、アランチーノから「シェフ」の認定を受けた典子さん。おめでとうございます!

というわけで、今回も大、大、大成功!

(おしまい)

 

 
おまけの話
 
ハワイ大学大食いクラブ長A子こと、食いしん坊な私にとって、今回の料理対決は願ってもない企画。私たち取材スタッフも試食させていただきました。イタリアンの達人、アランチーノ・レストランの濱本料理長が作るカルボナーラは、さすがに本格派。麺に絡んだソースが艶々していて、トリュフが香り、まったりと滑らかで、思わずうっとりと夢の世界に遊んでしまいそうな美味しさ。普段はお店のメニューにはないそうで、レアな味を楽しめた私たちは本当にラッキーでした。一方、挑戦者の主婦、典子さんの秘密のカルボナーラは、シャキシャキのタケノコと青紫蘇、干しエビという和の食材が、カルボナーラにピッタリとマッチした、これまたとっても美味しいものでした。隠し味はだし汁と淡口醤油だとか。マシューさん大絶賛の、典子さんの創作カルボナーラ、こんな美味しいものを毎日食べているご主人って本当に幸せ者ですね〜。(編集部:明子)

(2008年9月更新)

ハワイで一番の
イタリアン・レストラン
アランチーノ
Arancino
ハワイのイタリア料理レストラン、アランチーノ
世界中から食通が集まる街、ワイキキ。その中でも、グルメをうならせてやまない、イタリアン・レストランが、アランチーノです。ワイキキ・ビーチウォークの本店と、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ1階の2号店「アランチーノ・ディ・マーレ」では、カジュアルな雰囲気の中、素材にとことんこだわった本格的な、でも日本人の口にも合うライトな南イタリア料理を楽しむことができます。

ハワイのグルメ評論家
マシュー・グレー氏とは?
ハワイの人気グルメ評論家。80年代から90年代にかけては、ハリウッドの映画スターや有名政治家らのセレブ御用達シェフとして活躍。ハワイに移住後は、地元紙「ホノルル・アドバタイザー」のレストラン評論家として熱烈な支持を受けました。「ハワイの美味しい食事と料理の楽しみを多くの人々と共有したい」という考えから2004年に始めたグルメツアーは、彼自身がガイドを務め、ハワイの食文化の紹介や食にまつわる豊富な体験談などを交えながら、おすすめのレストランをまわるというもの。数々のメディアにも取りあげられる人気ツアーとなっています。

ハワイ・ グルメツアー
ウェブサイト:www.hawaiifoodtours.com

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