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ハワイ音楽シーンのコロナ対策! ワイキキのライブハウスを取材

投稿者: Eriko 更新日:2021年03月27日

I Went to the Live Concert at Blue Note Hawaii

新型コロナウイルスの新規感染者数も減少傾向にあり、厳しかったコロナ規制も徐々に緩和されつつあるハワイ。今月にはオアフ島のバーも約一年ぶりに再開を許可され、一時はひと気もなく静かだったワイキキの街並みにも観光客の姿が多く見られ活気も戻ってきました。

このような中、ハワイのナイトライフや音楽シーンはどんな感じなのでしょうか? そこで今回は編集部員が、ワイキキのライブハウスでのコンサート体験をレポートします。

 

<目次>

ハワイの新型コロナウイルス対策の近況
 ●ハワイで許可されているアクティビティ
 ●ハワイで問題視されている点
ブルーノート・ハワイのライブ体験レポート
 ●ブルーノート・ハワイについて
 ●ライブハウスに到着!
 ●ライブスタート! 社会的距離が完璧な客席で安全にエンジョイ
 ●ワイキキでライブハウスを体験してみて
ブルーノートのコロナ感染拡大防止の安全対策について
新型コロナウィルスの関連情報

ハワイの新型コロナウイルス対策の近況

ハワイで許可されているアクティビティ

新型コロナウイルスによる最初のロックダウンから一年目を迎えたハワイ。現在は感染状況も落ち着き、厳しかったコロナ規制も緩和されつつあります。レストランでの飲食をはじめ、最近では映画館やバー、ジムなども条件付で再開を許可されました。

今年の2月25日(木)より、ハワイのオアフ島では、新型コロナウイルスの警戒レベルを(4段階のうち)「2段階」から「3段階」に移行。制限を緩和し経済活動を進めています。

3段階で許可されているのは、レストランでは同じテーブルで最大10名まで一緒に飲食が可能、飲食店や小売店の収容人数の制限なし、集会やグループでの集まりは10名まで、葬儀への参列数は25名まで、ジムやフィットネス施設の収容人数は50%以下、室内でのフィットネスクラスは10名までなど。さらに3月にはバーも再開を許可され、バーやレストランでの酒類の提供時間も午前零時までに延長されました。

◇関連記事/オアフ島で2月25日から警戒レベル緩和
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ハワイで問題視されている点

一方で、コンサートやチームスポーツはまだ許可されていません。

問題点としては、最近ワイキキなどでマスクを着用しない旅行者が多く見かけられることや、大人数で集まっている人がいることなどがあげられています。ハワイ州では公共の場所ではマスク着用が義務付けられています。

先週は、オアフ島ワイアナエ地区で開催されたラッパーのスウェイ・リーの野外コンサートに約500名が集まったことが報道され、問題視されていました。

 

ブルーノート・ハワイのライブ体験レポート

さてこの一年間レストランでの飲食も控えている編集部員のえりこ、先日友人の誘いで、ワイキキのライブハウス「ブルーノート・ハワイ」で開催された アレックス・カワカミさんのライブに行ってきました。

パンデミックが始まって以来初の外出でもあり、嬉しいのと同時にいきなりライブコンサートなどに行って大丈夫なのだろうか? という一抹の不安もありました。

今回はそんな編集部員の体験をもとに、ハワイのライブハウスの様子や安全対策などについてレポートしたいと思います。

◇アレックス・カワカミさんについて
オアフ出身。18年間シンガーソングライターとして活躍するベテランミュージシャン。40曲以上のオリジナルを作曲。10年間父や兄と結成したグループ「マノアDNA」で音楽活動をしてきたが2014年に「Alx」として独立し、世界的に有名な音楽家たちとのコラボレーションなどでも話題を呼んでいる。今回が独立後初のブルーノート出演。

ブルーノート・ハワイを知らない人のためにちょっとご説明します。

◇関連記事/ハワイアンミュージック、永久保存曲に認定へ

ブルーノート・ハワイについて

ブルーノート・ハワイはニューヨーク発祥のジャズクラブです。

2015年にワイキキにオープンして以来、ジャズ界の大御所からハワイ出身のアーティストなど、世界中の著名なミュージシャンが出演しては話題を呼んだライブハウスも、昨年は新型コロナウイルスの影響で臨時休業していました。

現在は衛生環境を整えながら人気ローカルアーティストを中心にライブを繰り広げています。また、海外にいてもアクセス可能なライブストリームも発信しています。

ブルーノートはオンラインで簡単に予約が可能です。予約の方法はこちらのページをご覧ください。

◇関連記事/ブルーノート・ハワイに「アン・ヴォーグ(En Vogue)」が出演!

ブルーノート・ハワイは、ワイキキのカラカウア大通り沿いのホテル「ワイキキのアウトリガー・ビーチ・リゾート」の2階にあります。

ホテルの左側にあるエスカレーターで2階まで上がると、すぐそこがホテルのロビーになっており、右側にホテルのフロント、さらに奥へ進むと右側にブルーノート・ハワイが見えています。

ライブハウスに到着!

ブルーノート・ハワイ」に到着! 

今回のショーは午後9時開演だったので、私たちも8時半ごろにはブルーノート・ハワイに到着。入場前から、新型コロナの対策がされていました。

まずフロントの人に名前を伝えるとグループ番号を渡され、開演時間近くなると私たちの番号がよばれます。

ライブハウスの入り口前では各自に体温検査がされ、問題なければ係員がテーブルへと案内してくれます。

ライブハウスのテーブルは、6フィートの間隔をあけてテーブルが配置されています。(下写真)

9,000平方フィート(約836平方メートル)の広々としたフロアスペースには通常326の客席がありますが、現在は25のテーブルのみ着席可能。一つのテーブルには同じグループのメンバーのみ着席となっているので安心。私たち二人は、4人掛けのテーブル席に案内されました。

開演までちょっと時間があったので、軽い食事をオーダー。ブルーノート・ハワイのカバーチャージは一人$10となっていますので、ライブ鑑賞の際には一人$10以上のドリンク、もしくは食事のオーダーが必要です。一皿を二人でシェアというのもありです。

観客が守らなくてはいけないのは、ライブハウス内では飲食の時以外はマスクを着用。もちろんサーバーの人たちもマスクと飛沫防止のシールドを着けています。

新型コロナ感染予防対策の一環で、オーダーはテーブルに設置されているQRコードにスマホでアクセスして、そこからメニューを見られるようになっています。ハワイの多くのレストランで導入されているオーダー方法です。                

テーブルの上にはこのような消毒ジェルも置いてあります。便利!

テーブルの上にはコンタクトトレーシング(接触歴追跡)の用紙が置かれていて、各ゲストはここに連絡先を記入。コンタクトトレーシングもハワイの多くのレストランやアクティビティの場で実施されています。

ライブが行われるステージには、こんな感じで飛沫防止用のバリアが立てられています。これでミュージシャンも観客も安心してライブを楽しめるというわけ!

ライブスタート! 社会的距離が完璧な客席で安全にエンジョイ

いよいよ、ライブの始まりです。前述のように、パフォーマーはハワイの人気ミュージシャン、アレックス・カワカミさん。この日は世界的なシンガーソングライターのジェームス・テイラーの楽曲がテーマ。

アレックスさんも、久々のライブ演奏をとてもエンジョイしているようでした。ジェームス・テイラーはアレックスさんが尊敬するミュージシャンだそうで、聴きなれたジェームス・テイラーのヒット曲は私たちの耳にも心地よく、一緒に歌っている人たちもいました。アーティストと観客が一体になっている感じがしました。自身のオリジナルソングも披露してくれました。

iTunesやSpotify(スポティファイ)もいいけど、やっぱり生演奏は最高! 周りの盛り上がりも相まって、久しぶりのライブハウスに編集部員ちょっとうるっときてしまいました。

約一時間半ほど、アレックスさんとバンドメンバーのアットホームで心地よい演奏を満喫しました。

ワイキキでライブハウスを体験してみて

ライブハウスの安全面や衛生面についての懸念はまだあると思いますが、ハワイですでに営業を開始しているレストランやホテルと同じく、今回取材したブルーノート・ハワイのように衛生管理が徹底していて、観客も感染対策のルールを厳守しているなら、現在のハワイの感染状況やワクチンの接種状況(接客業やメディアの人は接種が受けられます)では安心してコンサートが楽しめた、というのが感想です。

ブルーノートのコロナ感染拡大防止の安全対策について

 

ブルーノート・ハワイが実施するコロナ安全対策は、ハワイ州、ホノルル市郡、CDC(疾病管理予防センター)のガイドラインに従ったものです。これにより、クラブ内の収容人数は大幅に制限されることになります。

観客、アーティスト、従業員の安全を保ち運営するためには、チケットの購入は一つのテーブルごとのみ可能です。現時点では、2枚、4枚、6枚、10枚とテーブルごとの販売となっており、一枚ずつの予約はできません。

ブルーノート・ハワイのフロアプランは以下を確認ください。

その他のガイドラインは以下をご覧ください。

●全てのゲストに対する入場前の体温検査を実施。

●入場の際にはゲストはマスク着用。着席後はマスクを外しても良いが、座席を立つ際にはマスクを着用のこと。

●スタッフにも体温検査を実施。スタッフはフェイスシールドを着用。各テーブルは6フィート(約2メートル)の間隔を保ち設置。

●アーティストはプレキシガラス越しに最前列の客席から10フィート(約3メートル)離れたところから演奏します。

●テーブルや椅子は一つのショー終了ごとに消毒されます。

●支払いは非接触型決済にて行なわれ、手指消毒ジェルがクラブの各所に設置されます。

ハワイ在住の皆様はワイキキのナイトクラブで久しぶりに生ライブを楽しんでみませんか? 

ブルーノート・ハワイの出演アーティストとスケジュールはこちらからご覧になれます。

◎ブルーノート・ハワイ
Blue Note Hawaii
電話(808)777-4890
ウェブサイト(日本語):https://jp.bluenotehawaii.com/home

◎アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート
Outrigger Waikiki Beach Resort
住所:2335 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815 
電話:(808)921-9711
ウェブサイト(日本語):https://jp.outrigger.com/hotels-resorts/hawaii/oahu/outrigger-waikiki-beach-resort

 

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この記事が属するカテゴリー: エンターテインメント・ショー, オプショナルツアー

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