POW! WOW! HAWAII 2020 at Kaka'ako
ハワイのカカアコで毎年2月に開催されるアートの祭典「POW! WOW! HAWAII(パウ・ワウ・ハワイ)」で、今年も多くの新しいウォールアート(壁画)が誕生しました! Myハワイでは、今年お披露目された数々のアート作品とそれぞれの場所、カカアコ地区までの行き方や散策する際の注意点などをお伝えします。ウォールアート街の様子が分かる動画もぜひ見てみてくださいね!
<目次>
1.ウォールアートがあるカカアコ地区
2.ウォールアートのある場所、行き方、注意点
3.2020年新作のウォールアート
ウォールアートがあるカカアコ地区
新しい店が連なるお洒落なエリア
アラモアナセンターの西に広がるカカアコ地区にはワードビレッッジがあり、トートバッグが人気のホールフーズ・マーケットや、大型オフプライス店のT.J.マックス、ローカルアーティストたちがデザインしたお洒落なアイテムが見つかるサウスショア・マーケットなど、注目のショップやレストランが軒を連ねています。
ワードビレッッジからもう少し西に行ったところには、人気のレストランやカフェが集結した「ソルト・アット・アワー・カカアコ(下写真)」や、自然食品スーパーの「ダウントゥアース」などもあり、ウォールアートを見ながら街散策をするのにお勧めのエリアです。
アートイベント「POW! WOW! HAWAII」
カカアコ地区では毎年2月頃に、アートイベント「POW! WOW! HAWAII(パウ・ワウ・ハワイ)」が開催され、期間中は世界中から集った個性あふれるアーティストが、街中の建物の壁に絵を描く路上パフォーマンスが披露されます。POW! WOW! HAWAIIは今年で10回目の開催となり、90人ものアーティストによる80以上の作品が新しく加わりました。
絵は毎年のイベントで描きかえられるため、何度訪れても違う絵に出会える楽しみがあります。中には、何年も残されているカカアコ・ウォールアートを代表する絵もありますよ!
アートを鑑賞して回るだけでなく、インスタ映えする場所としても人気なので、素敵なアートと一緒に写真撮影も楽しんでくださいね。
ウォールアートのある場所、行き方、注意点
多くのウォールアートは、カカアコ地区のケアヴェ・ストリート(Keawe Street)、クイーン・ストリート(Queen Street)、ワード・アベニュー(Ward Avenue)、アラモアナ・ブルバード(Ala Moana Boulevard)に囲まれたエリアに密集しています。どれだけじっくり見て回るか、写真撮影に時間をかけるかによって変わっていきますが、所要時間として2~3時間ほど見ておけば良いでしょう。
レンタカーで行く場合
ワイキキからは約20分のドライブで到着します。もし、ハワイ到着後すぐにダニエル・K・イノウエ(ホノルル)国際空港で車を借りて行くという場合でも、20分ほどの距離です。
駐車場は、カカアコ地区にある商業施設ソルト・アット・アワー・カカアコの駐車場を利用するのがおすすめ! インスタ映えすると大人気のアーヴォカフェやプレートランチが評判のパイオニアサルーンなど、ウォールアート散策後の休憩やランチにぴったりなお店が多数入っています。
はじめの1時間は無料ですが、施設内で食事や買い物をすると、さらに駐車場の割引(validation、ヴァリデーション)が受けられます。利用したお店で、「Can I get my parking validated?(キャン アイ ゲット マイ パーキング ヴァリディテッド?、ヴァリデーションしてもらえますか?)」と聞くと、駐車券と同じサイズのヴァリデーションの券を渡してくれますので、忘れずにリクエストしてくださいね。
割引なしだと30分毎に$3かかります。はじめの1時間はいずれにしても無料で、割引を受けると2時間までは$1、3時間までは$3となり、それ以降は30分毎に$3の通常料金が課されます。
ウォールアート周辺にはストリートパーキングが出来る場所も多いですが、人目のつかない場所には駐車しないようにしましょう。また置引きなどの危険性もありますので、貴重品は車中に残さない、それ以外の荷物で車内に置いておく場合はトランクに入れるなどして、外から見て分からないようにするなどの対策が必要です。
こちらはストリート・パーキングのメーター。エリアによっては値段が異なるかもしれませんが…。カカアコ周辺のある一角では、ニッケル(5セント)1枚で2分、ダイム(10セント)1枚で4分、クォーター(25セント)1枚で10分のレートでした。
ザ・バスで行く場合
ワイキキからだと、ワイキキ内にあるクヒオ通り沿い山側にあるバス停から乗車。約35分でウォールアート街に到着します。
上の図はワイキキ内のバス停乗り場を示しており、数字はバス停の番号です。
【ウォールアート街に行くバスの番号は以下の通り】
◇Route19:Airport-Hickam、または Downtown-Aala Park
◇Route20:Airport-Arizona Memorial-Aloha Stadium-Pearlridge
◇Route42:Ewa Beach via Arizona Memorial
「Ala Moana BL + Ward Ave」、「Ala Moana BL + Koula St」、もしくは「Ala Moana BL + Coral St 」で下車。散策を始めたい場所に合わせて、降りる場所を決めてくださいね。
トロリーで行く場合
ワイキキトロリーや各旅行会社が提供しているトロリーバスもカカアコ地区に行くものがありますので、乗車パスを持っている人はトロリーバスを活用するのも良いですね。
ワイキキトロリーだと、レッドラインがカカアコ地区にあるソルト・アット・アワー・カカアコまで行きます!
ウォールアート散策時の注意点!
カメラや携帯を片手に散策を楽しんでいる旅行者をはじめ、人の往来が多くなったエリアではありますが、1本メイン通りから外れると人気(ひとけ)のない場所もあります。散策中はウォールアートに見とれ、ついつい周りへの注意が怠りがち…。
危険な目に遭わないためにも、以下の点に気をつけてくださいね!
・一人で行動しない。
・人気(ひとけ)の無い場所には近づかない
・散策は午前中や昼間にすること。夜は人通りが極端に減り危険。
・信号の無い交差点が多いので、車の動きをきちんと確認してから渡る。
・写真撮影の際に、道路に出てしまわないように注意。
・プライベートエリアには侵入しないこと。
・公園の公共トイレを使用せず、ソルト・アット・アワー・カカアコ内や利用するレストランやカフェの中にあるトイレを借りる。
・レンタカーを利用して駐車する場合は、置き引き防止のために貴重品は車中に残さない。車中に残したいものがある場合は、トランクに入れるなどして外から見えないようにする。
(ソルト・アット・アワー・カカアコ内のお手洗い)
またウォールアート散策にあると便利なものを以下に記します。ご参考にどうぞ!
・昼間の散策は特に日差しが強いので、水分補給をこまめに! ドリンクの持参を忘れずに!
・サングラスや帽子などの日除け対策をしっかり
・携帯電話の予備バッテリー
・自撮り棒
・歩き慣れた靴
・アメリカ硬貨 ※ストリート・パーキングの場合必要
(ソルト・アット・アワー・カカアコ)
2020年新作のウォールアート
それでは、2020年2月に新しく描かれたウォールアートの数々を一挙に紹介していきましょう!
アーティスト名(上写真の左上):Nathan Smith (地図4)
アーティスト名(上写真の右上):Jack Soren (地図3)
アーティスト名(上写真の左下):Roxy&Matt Ortiz (地図2)
アーティスト名(上写真の右下):Cheyne Gallarde (地図1)
アーティスト名:Cab (地図5)
アーティスト名:Katch1 (地図6)
アーティスト名:Will Barras (地図7)
アーティスト名:Kate Wadsworth (地図8)
アーティスト名:Shar Tuiasoa (地図9)
アーティスト名:Puutronic、Sidy Life、Staybacon、Tonk.Hawaii (地図10)
アーティスト名:Bethany Georges (地図11)
アーティスト名:123Klan、Baghead and Brian Butler、Czolk、Prime (地図12)
アーティスト名:Woes、Saturno、Jose Mertz、Dragon76 (地図13)
アーティスト名:Gavin Murai (地図14)
アーティスト名:Bunny Kitty (地図15)
アーティスト名(上写真の左):Kim Sielbeck (地図16)
アーティスト名(上写真の右):Lucky Olelo、Coryferguson (地図17)
アーティスト名:Michelle Hoogveld (地図18)
アーティスト名:Jana Lam (地図19)
アーティスト名:Joe Hahn (地図20)
アーティスト名:Felicia Gabaldon (地図21)
アーティスト名:Andrea James (地図22)
アーティスト名:Tristan Eaton (地図23)
アーティスト名:Kaiili Kaulukukui (地図24)
アーティスト名:Alex Pardee (地図25)
アーティスト名:Tatunga (地図26)
アーティスト名:Jay Howell (地図27)
アーティスト名:East Three (地図28)
アーティスト名(上写真の壁画):Beyond Graffiti (地図29)
アーティスト名(上写真の右上の作品):Icy&Sot (地図30)
アーティスト名:Drop Dead Grace (地図31)
アーティスト名:Ckaweeks (地図32)
アーティスト名:Simone Legno (地図33)
アーティスト名:7Sketches (地図34)
アーティスト名:Luke Dekneef (地図35)
こちらの壁画は、POW! WOW! Hawaiiで唯一AR技術を導入したもの。QRコードで壁画をかざすと立体的な3Dアニメーションが画面上に映し出されますよ! ぜひ試してみてくださいね!
こちらの作品については、記事「ロータリーとハワイのアーティストによる壁画がカカアコに登場」でも詳しく紹介しています!
アーティスト名:Kahiau Beamer (地図36)
アーティスト名:Sergio Garzon (地図37)
アーティスト名:Solomon Enos (地図38)
アーティスト名:Kevin Lyons (地図39)
アーティスト名:OG Slick (地図40)
地図
地図:1〜4番のウォールアート。ホールフーズ・マーケット、クイーン店のすぐ近くです。
地図:5〜38番のウォールアート。ウォールアートが多く集まる中心地。
地図:39と40番のウォールアート。上地図で示しているウォールアートの中心地より海側のエリアにあります。
無料で素敵なアートが楽しめる場所なので、ぜひ行ってみてくださいね!
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