ハワイの歩き方編集部が、素敵なハワイ在住者にインタビュー。おすすめスポットや、休日の過ごし方、ハワイに住むようになった経緯や人生のモットーなど、ハワイに住む人々の日常に迫ります。
第12回 素敵なハワイ在住者 フラダンサー魂で日本とハワイをつなぐ 青木智子さん
Tomoko Aoki Moku さん
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メディアコーディネーター
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お仕事柄、ハワイ入りする著名人と接する機会も多い青木智子さん。いわゆる派手な 世界の人なのに、「謙譲の気持ち」や「日系人がハワイにした貢献」など、見えないけれどとっても大切な心の部分をとても大切にする方だなと思いました。 「アロハを広める熱血フラダンサー」という言葉がピッタリの彼女は、「フラダンサーは巫女の立場」と言い切ります。彼女は、「フラダンサーとして、日ごろ の心構えも大切だ」、といいます。子供のときから、「悪い言葉は使わない、ネガティブなことは考えない」というモットーを貫いてきたそう。日本に住んでい た頃は、周りの人に「そんなきれいごとだけで、人間は生きてはいけないよ」と言われていたそうですが、「今になって、そういうことを言っていた人たちは大 変なことになっています」と彼女。彼女が大切にしたいことは、「受入れる気持ち、尊重する気持ち、感謝する心、そして、分かち合うこと」だそう。きっと、 彼女の前世はハワイアンに違いありません! これからも、ひたすら熱く、ハワイのアロハを広め続けてくださいね。 |
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名前 |
青木智子さん |
職業 |
メディア・コーディネーター |
出身地 |
東京 |
ハワイ在住歴 |
15年 |
特技 |
フラ、草月流生け花、ワンストロークの花絵 |
好きなレストランとメニュー |
ニュー・オオタニ・カイマナビーチ・ホテルの2階にある「レストラン都」の懐石料理 |
ハワイで好きな場所とその理由 |
カイマナ・ビーチ&カピオラニ公園。長く住んでいたエリアで、最高のロケーション。冬場は、西の方に太陽が沈むのですが、夏場は、海に落ちます |
尊敬する人とその理由 |
石原裕次郎さん。82年に日本テレビの「太陽に吠えろ!」と言う番組でハワ イに来たときに、一緒にお仕事をさせて頂きました。当時は映画の撮影のように大掛かりで、30人以上のスタッフがいましたが、ドライバーの名前まで覚える 方でした。仕事柄、色々な方にお会いしますが、聡明で謙虚な方には、本当に頭が下がります |
フラ歴 |
11年 |
師事したクムフラ |
故マプアナ・リンガー先生、フロー・フロナンディス先生。現在の師は、ナラニ・ケアレ先生 |
フラを習うようになったきっかけは? |
ハワイに住み始めた時、何かここでなければ出来ないことを探していました。その時、知人がフラの先生を探していて、私もフラという世界にはまってしまいました |
フラについて |
ハワイの文化は、マナと共存しています。オリ(祝詞)は、マントラのような もので、私の大好きなある曲を踊ると、実際に雨が降ります。言霊(ことだま)そのもの。フラダンサーは、日本で言ったら、「巫女」の立場です。神に捧げる 踊りを間違えると、罰が当たったりするので、実際に「クペエ」というシダでできたレイを頭や手足につけて、体を守ります。また、フラダンサーは、語り部で す。その曲をどう理解しているか、踊りを見ればすぐ分ってしまいます |
ハワイについて知ってほしいこと |
日系人の功績を忘れてはいけないと思います。移民の方々がハワイを愛し、功績を残されたお蔭で、我々日本人が、素晴らしい人種として受けいれられていること。そのことへの感謝の気持ち |
ハワイのパワースポットについて |
オアフ島だけではなく、ハワイ全体がパワースポットだと思います。各島違っ たパワーを感じます。でも、一番大切なのは、自分を正すこと。まずは自分自身が、良いエネルギーを出し、地球に感謝して、それを吐き出しながら生きていく こと。そうすれば、自分が生きている場所のエネルギーが、必ず自分を守ってくれるはずです |
ハワイアン・カルチャーの好きなところ |
謙虚な所に教えがあります。決して、自ら自分を出さないところ。バランスを持った教えが好きです |
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