ハワイの歩き方編集部が、素敵なハワイ在住者にインタビュー。おすすめスポットや、休日の過ごし方、ハワイに住むようになった経緯や人生のモットーなど、ハワイに住む人々の日常に迫ります。
第4回 素敵なハワイ在住者、デザーナーのウェンディ・メシエーさん
Wendy Messier |
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テキスタイル&服飾デザイナー www.kimmessier.com
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ホノルルのとあるショップでシルクとヘンプ(麻)を使った珍しいハンドバッグを見つけ、「一体、このユニークな自然志向のバッグは誰の作品?」とアーティストを探したところ、ウェンディさんが手作りしたものだということが判明。ほかでは絶対に売っていない、それこそ一点もののアイテムがごっそりとあるご自宅のアトリエへ彼女を直撃しに行きました。芸術家が多く住んでいるパロロにある彼女の家がまた、アートっぽくて可愛いのです。小さな階段を通って玄関までいくのですが、その手すりが曲がった木でできていて、なんともオシャレ。ドアには色とりどりのちょっと凝ったデザインのボタンが20センチおきに飾ってあります。「絵本の中に出てくるような家だなあ〜」。見ているだけで、ホンワカしました。彼女が作ったエコなバッグの写真を撮らせてもらうために行ったのですが、何事も前向きに物事のいい面を見るようにしているウェンディさんの生き方にも感動しました。「ハワイって、こういう出会いがあるからいいな」とつくづく思いますね。(彩子) |
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名前 |
ウェンディ・メシエーさん |
職業 |
テキスタイル&服飾デザイナー |
出身地 |
オアフ島 |
ハワイ在住歴 |
生まれも育ちもハワイ |
ハワイで好きな場所 |
KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)の朝市とかチャイナタウンのマーケットなど新鮮な食材が手に入る場所が好き |
レアな手作りアイテムのセール |
普段は自宅のアトリエで製作に励んでいますが、年に2回はセールをしています。サウスキング通りにある「NUIMONOYA」というお店で私の作品を扱っています |
エコロジー作品(バッグ)紹介 |
タッセル・シルクという特殊な野生の蚕から採ったシルクでハンドバッグを作りました。裏地はヘンプ(麻)で持ち手はグアテマラのデザインなの |
若者へのアドバイス |
もし、あなたが自分でとても上手くできることがあったら、それでもうビジネスができますよ。それから、自分を律して向上していくことも必要ね |
お気に入りのレストラン |
サウスキング通りのロングスの隣にあるレストラン、ヤマゲン。和風ラーメンと冷やしラーメンが好き |
好きな言葉 |
「自分が本当に好きな仕事を見つければ、人生において1日たりとも働かなくてよくなる」(孔子)。つまり、好きなことをしていれば、仕事をしているという気持ちがしなくなるということね |
ハワイに住んでいて良かったこと |
人がみんな日に焼けていること(笑)。優しい人ばかりなので、孤独になることがないし、気候がいいから寒くなることもないし、飢える心配もないところ。ハワイは心の故郷で、ほかにはこういう場所はないと思う |
ハワイに住んでいて困ること |
ハワイには渋滞があるけれど、アメリカの大都市に行けば、もっとひどいところもありますよね。物価は高いけれど、冬がないから光熱費が安いし、ものは考えようね |
休日にすること |
2人の孫と遊ぶのが楽しみ |
芸術家として一言 |
世の中には誰も持っていないようなユニークなものが欲しいという人が多いのね。ユニークなものを作れば喜んでくれる人がいるの。ありがたいことだわ |
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