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日本語の単語を織り交ぜながら、楽しくレッスンを進めるブルース

●人気若手プレーヤー、ブルースのレッスンが受けられる！
日本人スタッフが常駐するウクレレ専門店、「ウクレレ･プアプア」。常時20ブランド以上のウクレレ200本が揃う人気店ですが、様々なウクレレ･レッスンも開催しており、ハワイ内外のウクレレ愛好家の間で好評を博しています。今回ご紹介するのは、若手ウクレレ･プレーヤーとして日本でもお馴染みの、ブルース･シマブクロ氏によるウクレレ･レッスン。まずは簡単に、ブルースの横顔を紹介しましょう。

ブルースはホノルル出身。6歳で母親からウクレレを習い始め、その後「ロイ佐久間ウクレレ･スタジオ」でも、数年間レッスンを受けたそうです。兄は、世界屈指のウクレレ･プレーヤー、ジェイク･シマブクロ。スポーツ少年だったブルースは、幼少時、あまりウクレレに熱心ではなかったとか。「全然練習しないでレッスンに出かけることもしょっちゅうだった」とブルース。

が、ウクレレに熱中するジェイクの姿を間近に眺めるうち、ウクレレ熱が再燃。最終的にはジェイクにウクレレを習うようになりました。「5歳年上のジェイクは忍耐強く、「教えて」と言えばいつでも教えてくれたし、練習しなくても怒ることがなくて。最高の先生でしたね」。今ではブルースはウクレレを主体とした3人組の音楽グループ、その名も「ブルース･シマブクロ･バンド」を結成し、コンサート活動を行っているほか、シングルのCDデビューも。

ハワイ内外でウクレレ･レッスンも行っており、ハワイ観光局などの招きで日本でレッスンを行ったこともあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか？　今年も5月から6月にかけてオアフ島観光局の依頼で、「2005オアフ･フェスティバル」に参加。レッスン＆パフォーマンスを行ったのは記憶に新しいところです。

初心者もレッスン終了までに、ウクレレの基礎がしっかり学べます

●アットホームな少人数のレッスン
「ウクレレ･プアプア」でのブルースのレッスンは、毎週月曜、金曜の13時から実施(予約制)。約45分間で料金は$45です。1人から参加でき、定員はありませんが、少人数でのレッスンがほとんど。ウクレレは同店で貸し出してくれるので、手ぶらで出かけてOKです。

取材時は、4人が参加してレッスンを実施中でした。うち3人が、ウクレレ初心者とのこと。まずはボディや左手の位置など、ウクレレの持ち方から入り、弦やコードの名称、弦の鳴らし方、コードの抑え方を習います。ボードにウクレレの拡大図を描き、わかりやすく説明してくれたりも。応接セットのテーブルをはさんでブルースと生徒が座るので、ブルースが各人の手元を間近にチェックしてくれるのも嬉しいところです。

ちなみにレッスンは英語ですが、ブルースが要所要所を日本語の単語を使いながら説明してくれるので、英語が得意でなくとも大丈夫。しかも、どうしてもわからない点があれば、店内の日本人スタッフがすぐにヘルプしてくれるので、言葉の心配はありません。

レッスン後には、名前入りの終了証も授与

●レッスン後は終了証とCDを贈呈
次いで、いよいよ課題曲へ。この日の課題曲は、なんとサーフィン･ミュージックの古典「ワイプアウト」。「初心者には、ほかに「サファリ」や「喜びの歌」を教えることもあります。ハワイアン･ミュージックというより、ふだん自分が演奏するタイプの音楽を教えるようにしているので」とブルース。コード票とコード部分の拡大図がそれぞれ配られ、途中「質問はありますか？」「3分間練習してください」と、参加者のペースに合わせて教えてくれるので、とてもわかりやすいレッスンでした。参加者の皆さんも、最後にはなかなかの音色で課題曲を演奏し、ブルースから「プロ並みだネ」とのお褒めの言葉(？)も出て、楽しかったレッスンが終了しました。

レッスン後には、ブルースから1人1人に、名前入りの終了証が贈られ、皆さんとても嬉しそう。この日習った「ワイプアウト」の練習用CDも一緒に渡されるので、家に帰っておさらいできるのが、また嬉しいですね。

以上のように、今注目のウクレレ･プレーヤーから、アットホームな雰囲気でレッスンが受けられる「ウクレレ･プアプア」のウクレレ･レッスン。家族揃って参加してみるのも、楽しいかもしれませんね！