ハワイのホテル、グルメ、ショッピング、オプショナルツアーなどの旅行情報 ホノルルから「ハワイ観光に役立つ最新情報」を毎日更新

ハワイ歩き方事務局
人気連載「レッスン」

第22回 ワイキキ・マリオットのクレイ・フラワー・レッスン

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年10月12日

第22回 ワイキキ・マリオットのクレイ・フラワー・レッスン


プルメリアやハイビスカスなど、本物そっくりの南国の花も作れる軽量粘土

●日本生まれのデコ・クレイがハワイでブームに
クレイ・フラワーとは、粘土で作った花のことですが、ハワイでは今、このクレイ・フラワー作りがブームを呼んでいます。ハワイでは以前、焼いて固めるフィモ粘土を使ったクレイ・クラフトが盛んでした。そこに、自然乾燥し、紙のように軽いのに強靭な軽量粘土「デコ・クレイ」が、数年前に登場。一見、本物の生花と見間違えるほど自然な美しさを持ち、しかも永久保存できる軽量粘土の花が大変な人気を集め、最近はクレイ・フラワーのブーケを使う花嫁も増えているそうです。そこで今回は、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパで実施中の、クレイ・フラワー・メイキングのレッスンをご紹介しましょう。

 


講師のユキコ・ミヤイ・マッケイさん。「Deco Clay Flowers」という著書もあります。

レッスンの講師を務めるのは、東京出身のユキコ・ミヤイ・マッケイさん。実は話題の軽量粘土、日本生まれなんです。元々はユキコさんのお母様が東京で主宰するクレイ・クラフト専門校、デコ・クレイ・クラフト・アカデミーで、開発されたものなのでした。ユキコさんは1999年、同アカデミーのホノルル校をワイキキ近くのカイムキに開設。同校でのワークショップ講師を務めるだけでなく、各地でのデモンストレーションやレッスンで活躍中です。

日本からハワイ上陸した軽量粘土は、ハワイの大手クラフト店でも販売されており、今ではハワイのクレイ・クラフターの多くが、従来のフィモ粘土ではなく軽量粘土を使用しているそう。つまり昨今のハワイのクレイ・フラワー・ブームの仕掛け人は、ユキコさんということになるのです。

 


生徒一人一人に日本語で指導してくれるので安心です

●約30分で本物さながらの花が完成
人気のクレイ・フラワー・レッスンは、毎週火曜の午前9時~11時、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパのロビーで実施中です。初心者が作りやすい花として、クチナシまたはバラの花作りを習うことができ、参加費は材料費を含め、花一つにつき$5。予約は必要なく、時間中、好きな時間に参加してOKです。ユキコさんが一人一人、スタートから、次のステップに移る段階ごとに日本語で指導してくれるので、それぞれのペースで作業できるのが嬉しいところ。ただし花を作り上げるのに20分~30分かかるので、10時30分までにはスタートするようにしましょう。

 


久々の粘土細工で心身ともに癒されるかも? 花作りの所要時間は30分

最初にどちらかの花を選ぶわけですが、この時、バラの場合は好きな色をチョイスすることができます。クチナシなら、白の粘土にほんの少し黄色を混ぜ、本物そっくりのオフ・ホワイトに仕立てます。ついで花びらの数だけの小さな玉を作り、それを涙型にした後、花びらのように薄く指で伸ばしていきます。花びらが完成したらユキコさんの指導に従って、それを花型にまとめていくと…写真のように本物さながらの花が仕上がり、その愛らしさには作った本人がびっくりしてしまうほど。

 


プラスティックの型を使うと、葉もこんなにリアルに出来上がり

最後は、葉を仕上げて終了です。軽量粘土には赤、青、黄色の3原色、それに白、黒があり、この5色を混ぜ合わせると、あらゆる色がクリエイトできる、とユキコさん。黄と青、黒の粘土をまぜると、なるほど、きれいな緑色になりました。これをプラスチックの葉型の上で伸ばすと、またまた本物そっくりの筋の入った葉に。葉をつけると、さらにリアルなクチナシの花が出来上がり! ここでレッスンは終了し、ホテルの部屋などで半日から1日、自然乾燥させると、ちょっとやそっとの刺激では壊れないクレイフラワーの完成です。

 


ユキコさんの作品は購入もできます。最近はブーケの注文も多いとか

なおレッスン会場では、粘土や葉型などの素材も購入可能。もっと作ってみたいな…という方は、どうぞユキコさんに申し出を。またカイムキにあるデコ・クレイ・クラフト・アカデミーのホノルル校でも、3つの花を付けたラウハラ・ボックスを作る2時間の体験レッスン($35。ほかに材料費$15が必要)などを実施中なので、詳しくはホームページをご参照ください。

子供の参加については、3歳以上から参加OKとのこと。ただし、自分で手際よく作業できる目安としては、やはり6歳くらいからがベストかもしれません。小学生以上の子供連れの方なら、ぜひ一緒にフラワー作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

参加者のコメント
村田幹さん(新潟在住)

家族でバケーション中です。6歳の娘、渚有と一緒に、初めてクレイ・フラワー作りに挑戦しました。娘はバラを一つ、私はバラとガーデニアを作ってみました。クレイ・フラワー作りは、想像よりも少し難しかったですね。粘土を練るのは簡単なのですが、花びらの自然な感じを出すのに苦労しました。かえって粘土遊びに慣れている娘の方が、手際がよかったぐらいです(笑)。でも先生の教え方も大変わかりやすく、楽しかったですよ。カイムキにあるスタジオにも行ってみたいです。

長島憲代さん(神奈川在住)

今、ワイキキに長期滞在しています。滞在中、なにかハワイらしいクラフト作りを体験したいと思っていたところ、今日は知人に誘われてやってきました。クチナシの花を一つ作りましたが、先生が一人一人優しく教えてくれるのでやりやすく、とても綺麗にできて自分でも驚いています。またレッスンに参加し、たくさん花を作りたいと計画中です。初めて扱った軽量粘土の感触も素晴らしく、粘土をこねているだけで童心に返ったというか、癒された気がします(笑)。材料費込みで$5という参加費も、ものすごくリーズナブルですね。


Waikiki Beach Marriott Resort & Spa
ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ

住所: 2552 Kalakaua Ave. ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ・ロビー
電話: (808) 922-6611
レッスン・スケジュール:毎週火曜9時~11時 予約不要
料金:花1つにつき$5(材料費込み)
※デコ・クレイ・クラフト・アカデミーのホノルル校でのレッスンについては、ホームページ:www.decoclay.comを参照ください。

(森出じゅん)

ハワイアンカルチャー

 

レッスン記事
過去記事
1
4
7
10
13
16
19
22
25
28

2
5
8
11
14
17
20
23
26
29
3
6
9
12
15
18
21
24
27
30

 

■ハワイアンカルチャー■







第22回 ワイキキ・マリオットのクレイ・フラワー・レッスン


プルメリアやハイビスカスなど、本物そっくりの南国の花も作れる軽量粘土

●日本生まれのデコ・クレイがハワイでブームに
クレイ・フラワーとは、粘土で作った花のことですが、ハワイでは今、このクレイ・フラワー作りがブームを呼んでいます。ハワイでは以前、焼いて固めるフィモ粘土を使ったクレイ・クラフトが盛んでした。そこに、自然乾燥し、紙のように軽いのに強靭な軽量粘土「デコ・クレイ」が、数年前に登場。一見、本物の生花と見間違えるほど自然な美しさを持ち、しかも永久保存できる軽量粘土の花が大変な人気を集め、最近はクレイ・フラワーのブーケを使う花嫁も増えているそうです。そこで今回は、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパで実施中の、クレイ・フラワー・メイキングのレッスンをご紹介しましょう。

 


講師のユキコ・ミヤイ・マッケイさん。「Deco Clay Flowers」という著書もあります。

レッスンの講師を務めるのは、東京出身のユキコ・ミヤイ・マッケイさん。実は話題の軽量粘土、日本生まれなんです。元々はユキコさんのお母様が東京で主宰するクレイ・クラフト専門校、デコ・クレイ・クラフト・アカデミーで、開発されたものなのでした。ユキコさんは1999年、同アカデミーのホノルル校をワイキキ近くのカイムキに開設。同校でのワークショップ講師を務めるだけでなく、各地でのデモンストレーションやレッスンで活躍中です。

日本からハワイ上陸した軽量粘土は、ハワイの大手クラフト店でも販売されており、今ではハワイのクレイ・クラフターの多くが、従来のフィモ粘土ではなく軽量粘土を使用しているそう。つまり昨今のハワイのクレイ・フラワー・ブームの仕掛け人は、ユキコさんということになるのです。

 


生徒一人一人に日本語で指導してくれるので安心です

●約30分で本物さながらの花が完成
人気のクレイ・フラワー・レッスンは、毎週火曜の午前9時~11時、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパのロビーで実施中です。初心者が作りやすい花として、クチナシまたはバラの花作りを習うことができ、参加費は材料費を含め、花一つにつき$5。予約は必要なく、時間中、好きな時間に参加してOKです。ユキコさんが一人一人、スタートから、次のステップに移る段階ごとに日本語で指導してくれるので、それぞれのペースで作業できるのが嬉しいところ。ただし花を作り上げるのに20分~30分かかるので、10時30分までにはスタートするようにしましょう。

 


久々の粘土細工で心身ともに癒されるかも? 花作りの所要時間は30分

最初にどちらかの花を選ぶわけですが、この時、バラの場合は好きな色をチョイスすることができます。クチナシなら、白の粘土にほんの少し黄色を混ぜ、本物そっくりのオフ・ホワイトに仕立てます。ついで花びらの数だけの小さな玉を作り、それを涙型にした後、花びらのように薄く指で伸ばしていきます。花びらが完成したらユキコさんの指導に従って、それを花型にまとめていくと…写真のように本物さながらの花が仕上がり、その愛らしさには作った本人がびっくりしてしまうほど。

 


プラスティックの型を使うと、葉もこんなにリアルに出来上がり

最後は、葉を仕上げて終了です。軽量粘土には赤、青、黄色の3原色、それに白、黒があり、この5色を混ぜ合わせると、あらゆる色がクリエイトできる、とユキコさん。黄と青、黒の粘土をまぜると、なるほど、きれいな緑色になりました。これをプラスチックの葉型の上で伸ばすと、またまた本物そっくりの筋の入った葉に。葉をつけると、さらにリアルなクチナシの花が出来上がり! ここでレッスンは終了し、ホテルの部屋などで半日から1日、自然乾燥させると、ちょっとやそっとの刺激では壊れないクレイフラワーの完成です。

 


ユキコさんの作品は購入もできます。最近はブーケの注文も多いとか

なおレッスン会場では、粘土や葉型などの素材も購入可能。もっと作ってみたいな…という方は、どうぞユキコさんに申し出を。またカイムキにあるデコ・クレイ・クラフト・アカデミーのホノルル校でも、3つの花を付けたラウハラ・ボックスを作る2時間の体験レッスン($35。ほかに材料費$15が必要)などを実施中なので、詳しくはホームページをご参照ください。

子供の参加については、3歳以上から参加OKとのこと。ただし、自分で手際よく作業できる目安としては、やはり6歳くらいからがベストかもしれません。小学生以上の子供連れの方なら、ぜひ一緒にフラワー作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

参加者のコメント
村田幹さん(新潟在住)

家族でバケーション中です。6歳の娘、渚有と一緒に、初めてクレイ・フラワー作りに挑戦しました。娘はバラを一つ、私はバラとガーデニアを作ってみました。クレイ・フラワー作りは、想像よりも少し難しかったですね。粘土を練るのは簡単なのですが、花びらの自然な感じを出すのに苦労しました。かえって粘土遊びに慣れている娘の方が、手際がよかったぐらいです(笑)。でも先生の教え方も大変わかりやすく、楽しかったですよ。カイムキにあるスタジオにも行ってみたいです。

長島憲代さん(神奈川在住)

今、ワイキキに長期滞在しています。滞在中、なにかハワイらしいクラフト作りを体験したいと思っていたところ、今日は知人に誘われてやってきました。クチナシの花を一つ作りましたが、先生が一人一人優しく教えてくれるのでやりやすく、とても綺麗にできて自分でも驚いています。またレッスンに参加し、たくさん花を作りたいと計画中です。初めて扱った軽量粘土の感触も素晴らしく、粘土をこねているだけで童心に返ったというか、癒された気がします(笑)。材料費込みで$5という参加費も、ものすごくリーズナブルですね。


Waikiki Beach Marriott Resort & Spa
ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ

住所: 2552 Kalakaua Ave. ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ・ロビー
電話: (808) 922-6611
レッスン・スケジュール:毎週火曜9時~11時 予約不要
料金:花1つにつき$5(材料費込み)
※デコ・クレイ・クラフト・アカデミーのホノルル校でのレッスンについては、ホームページ:www.decoclay.comを参照ください。

(森出じゅん)

この記事が属するカテゴリー: カルチャー, レッスン
関連キーワード: クレイ, クレイ・フラワー・レッスン, フラワー, マリオット, レッスン, ワイキキ, ワイキキ・マリオット, ワイキキマリオット,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*


人気連載「レッスン」


現地最新情報トップ5


前後の記事

さらにおススメ