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第01回 霊力が宿る岩「カフナ・ストーン」

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年12月01日

第1回 霊力が宿る岩「カフナ・ストーン」


●ハワイの不思議な伝承や伝説の地


タヒチから訪れた祈祷師の霊力がこもっているといわれるワイキキのカフナ・ストーン

こんにちは! 今回から毎月1回、「モオレローハワイの神秘や伝説にまつわるスポット」をお届けすることになりました「JUN」です。何だか仰々しいタイトルが付いたこのコーナーですが、要するにハワイに伝わる不思議な言い伝えや伝説の地などを、はるか太平洋を超えて日本の皆さまにお伝えしようというものです。

常夏のハワイには、なぜかこんなちょっとミステリアスな話が、あちこちに残されています。実は私、子供の頃から、その手の不可思議な話が大好きでした。小学生だった頃から、「インドの輪廻転生(りんねてんしょう=生まれ変わり)の話」だの、「ルルドの泉の奇跡」(*注)だの、その手の本ばかり読んでいたんですね。これも、やはり秋分の日、つまり彼岸の中日生まれという、生まれの因縁のせいなのでしょうか? あの世とこの世の中間の日に生まれたので、こういう話が好きなのかもしれません。

そんな訳で、このシリーズでは、毎回ハワイに伝わる不可思議なお話や伝説のスポットなどを、あまりキワモノ的に走ることなく、できるだけカルチャーの残り香も高くお届けしたいと思います。どうぞ、お楽しみに!

●別名はヒーリング・ストーン
さて、初回ということで前書きが長くなりましたが、いよいよ本題へ。今回は身近なワイキキにある不思議スポット、「カフナ・ストーン」をご紹介しましょう。


ハイアット・リージェンシ・ホテルの向かい側にあるカフナ・ストーン

ワイキキのど真ん中、ハイアット・リージェンシー・ホテル前のクヒオ・ビーチに、黒い鉄の柵に囲まれた大小4つの岩があるのを皆さんはご存知でしょうか? これらは「カフナ・ストーン」、別名「ヒーリング・ストーン」とも呼ばれ、16世紀にタヒチからやって来た4人のカフナ(祈祷師)が、それぞれのマナ(霊力)を残していったという伝説の残る岩なのです。カフナ達は優れたヒーリング・パワーを持ち、土地のハワイアンを次々癒してくれたと言われています。やがて4人はタヒチに帰ることになりましたが、その際「自分達の記念碑を造ってほしい」という願いを語ったそうです。そこで、ハワイアン達はワイキキの東に位置するカイムキから岩を切り出し、記念碑とすることにしたようです。伝説によれば、数千人ものハワイアン達が、その巨岩をはるばるワイキキまで運んできたらしいのです。4人はそれぞれ、岩にカパエマフ、カハロア、カプニ、キノヒと自らの名前を与え、岩に手をかざしてマナを残すと、タヒチに帰っていったということです。


岩の由来を簡単に記した英語の説明書きも設置されています

●岩から「カナダに帰れ」と言う声が
このカフナ・ストーンには、このように神聖な歴史が残されているものなのですが、一見何の変哲もない普通の岩のため、以前は結構粗末な扱いを受けていました。元々、柵なども何もなく、ヤシの木の間にゴロンと転がっている状態でした。時には、観光客がビーチタオルをかけたり、ひどい時には足をかけて日焼け止めを塗りたくっていたりしたのです。さすがに、心を痛めた人たちが懸念を抱いていたのでしょうか。1997年4月、ホノルル市は岩の回りに立派な柵をつけ、今ではすっかり聖地らしい装いとなったのは嬉しい限りです。

ちなみに、私の友人であるジュディも実はカフナ・ストーンの信奉者なのです。ジュディはカナダ出身で、ジュリアード音楽院卒のピアノ教師。大変なブロンド美人です。そんな彼女はどうしてもハワイに移住したくて、毎年夏はハワイで過ごしていました。が、十数年前のある時のことでした。「カナダに帰るのはイヤだ、このまま不法滞在してしまおうか」と悩みに悩んだというのです。ハワイ文化に関心の高いジュディは、この岩の伝説を耳にし、時折お供え物などしていたそうです。その日もカフナ・ストーンにジンジャーの花のレイをかけて悩みを打ち明けると、岩から「カナダに帰れ」と言う声が聞こえたというのです。


岩の周りにあるナウパカの花には、仲を引き裂かれて死んだ恋人たちの悲しい伝説が

それを聞いて、迷わずジュディはカナダに帰国してしまいました(なにしろ信心深い人なので)。すると、何と彼女が留守にしていた無人のアパートに、アメリカの永住権の当選通知が届いていたではありませんか。前年、ジュディは当時の先着順で当たる永住権に応募しており、音沙汰がないのではずれたと思っていたのでした。ところが1年後、アメリカの国務省が急きょ当選者の数を追加。その一人がジュディだったという訳です。彼女がカナダに帰った時、手続きの締め切りが目前に迫っており、もう少しで折角のチャンスがフイになるところでした。ジュディは大慌てで手続きを済ませ、念願の永住権を手に数ヵ月後、無事ハワイに住めることになったのでした。この話をしてくれたジュディは、最後に緑の瞳で私を見つめながら言いました。「ハワイに移住できたのは、カフナ・ストーンのお陰… だって私は、あの時はっきり聞いたんだもの。岩が『カナダに帰れ』というのを…」

カフナ・ストーンには、癒しの力だけでなく、様々な霊力がこもっているのかもしれませんね。皆さんもどうぞ、今度ハワイを訪れる時には、ぜひカフナ・ストーンに立ち寄ってみてください。もしかすれば、あなたに何か素晴らしい出来事が起こるかもしれませんよ。

(注)「ルルドの泉の奇跡」 1858年、フランス南西部にあるピレーネ山脈の小さな村「ルルド」に、突然泉が湧き出しました。その泉にある老婆があまりの腕の痛みに耐えかねて腕を浸けたら、不思議なことに痛みが消えたということから「奇跡」といわれるようになりました。その後、ルルドを訪れる難病に悩む人々は年間500万人を数え、長蛇の列は途絶えることがなかったそうです。この世界的にも有名なお話ですが、今では血行をよくすることで筋肉の疲れや痛みを緩和させるなど、神秘的な薬理作用を持つゲルマニウムの力によるものだ、と科学的に実証されています。

(森出じゅん)

この記事が属するカテゴリー: カルチャー, モオレロ
関連キーワード: ハワイアンカルチャー, モオレオ,


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2 responses to 第01回 霊力が宿る岩「カフナ・ストーン」

  1. 山や石・岩に隠された真実
    昔の人は山や石や岩にイシキがあることを知っていて、それらと会話ができていた。
    また山や石の原子によって人間がストーンサークルでつくられたことを知っていたので、昔の人はそれらを大切にしていた。
    しかし、いつのころからか宗教が入ってきたので、そのことが忘れられてしまったらしい・・・。
    地球の謎解き「ソラ(宇宙)からの真実の歴史」より

  2. 昔の人は山や石にイシキがあることを知っていて、それらと会話ができた。
    射手座から山(イシカミ)が降りてきたとき、おなかの中に人間の原子を入れてきて、ストーンサークルの中でその原子から人間は創造された。また射手座の原子は巨人やイシジン(石でできた人)をつくり、創造された人間を育てるため、お世話をしてくれていたらしい。
    だから、昔の人は山や石や岩を大切にしていたのだ。
    しかし、のちに、支配者たちが宗教をつくり宗教の神(生け贄を必要とする神)を崇めるようにされてしまった。

    山も石も岩も地球もイシキがあり、生きている。すべての物はイシキがある原子でできていると思うとすべてに感謝したくなっ
    た・・・。
    このお話は、地球の謎解き「ソラ(宇宙)からの真実の歴史」という本に書いてありました。

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