第16回ホノルル・マガジン「ハレアイナ賞」受賞パーティー
<Honolulu Magazine’s 2000 Hale’Aina Award>
2月6日(日曜日)(オアフ島)
「ハレ・アイナ」とはハワイ語で、レストランあるいはもっとシンプルに食事をする場所という意味を表わすことば。そしてそれを冠したハレ・アイナ賞とは、ハワイで最も優れたレストランに与えられるアワードなのです。
選考にあたってはハワイで出版されている雑誌「ホノルル・マガジン」が中心となっており、その読者の投票により受賞レストランを決定。毎年1月に各賞を受賞したレストランが誌面で発表されます。1985年に最初のウィナーを発表して以来、今年で16回目となるこの賞は今やハワイで最高に権威あるレストラン・アワードといわれており、そのウィナーとなることはレストランにとって大変な栄誉となります。なにしろより多くのローカルの人々によって選ばれ、支持されているレストランの証となる訳ですから。
そして栄えある今年のハレ アイナ賞レストラン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは「アラン・ウォン・レストラン」。2年連続、そして通算4回目というハレ・アイナ賞始まって以来の快挙を達成したアラン・ウォンの受賞は、やっぱりという感じでだれもが納得する結果と言えるのではないでしょうか。大賞であるレストラン・オブ・ザ・イヤーのほか、オアフ、マウイ、ビッグアイランド、カウアイの各島から選ばれた32のレストランがハレ アイナ賞を受賞。ロイズ、3660オン・ザ・ライズ、パシフィック・カフェ、デビッド・ポールなどのお馴染みの顔触れに加え、マリポサ、ブリュー・ムーン、チャイズ・アイランド・ビストロといったまだ比較的新しいレストランも名を連ねました。ちなみにブリュー・ムーン、チャイズ・アイランド・ビストロの2店はベスト・ニュー・レストランにも選ばれています。
受賞パーティーの会場となったのは、昨年遂にオープンしたアラン・ウォンの注目の2店目、あの「ザ・パイナップル・ルーム」。続々と招待客が詰めかけ歩くのもやっとのほど混雑するレストラン内には、今ノリにノッているシェフ、アラン・ウォンがプロデュースする料理がところ狭し並びます。パシフィック・リムを代表するオリジナル料理の数々をはじめ、フレッシュなシーフードあり、豚の丸焼きあり、握り寿司あり…。さまざまなワインやおいしい料理がふんだんに用意された会場は、まさしくハワイを代表するレストラン・アワード受賞パーティーにふさわしいものでした。
「パドヴァーニズ・ビストロ&ワイン・バー」のフィリープ・パドヴァーニ氏(右側) | 「マリポサ」の シェフ、ダグラス・ラム氏(中央)とレストラン・スタッフ |
パーティー会場のあちこちで、にこやかに談笑しながら料理をつまむ有名シェフたちの姿を発見。今夜ばかりは皆、シェフコートを脱いでリラックスムードだったのですが、今回の主役であるアラン・ウォンの姿がみつかりません。そして宴たけなわとなった頃、やっと登場した彼は….なんとふだんと変わらぬシェフコートのまま! 大賞受賞者でありながらも、パーティーのホストとしてそれまでずーっとキッチンに入って料理の采配を奮っていたのでした。
受賞レストラン一覧
レストラン・オブ・ザ・イヤー | アラン・ウォン |
ベスト・ニューレストラン | ブリュー・ムーン チャイズ・アイランド・ビストロ |
ベストレストラン(20ドル以下) | アンティ・パストス カリフォルニア・ピザ・キッチン |
ベストレストラン・ワインリスト | パドバニズ・ビストロ&ワイン・バー サンセット・グリル |
ベストバー | パロミノ・ユーロ・ビストロ ライアンズ・グリル |
[オアフ島] 3660オン・ザ・ライズ パシフィック・カフェ バリ・バイ・ザ・シー ブリュー・ムーン チャイズ・アイランド・ビストロ コンパドレス・バー&グリル ホクズ ハイズ・ステーキ・ハウス インディゴ・ユーラシアン・キュイジーヌ キンケイズ・フィッシュ・チョップ &ステーキ・ハウス ル・ウラク マリポサ オーキッズ パロミノ・ユーロ・ビストロ ロイズ シンハー・タイ・キュイジーヌ |
[マウイ島] パシフィック・カフェ・マウイ アヌエヌエ・ルーム デイビッド・ポールズ・ラハイナ・グリル ニックス・フィッシュマーケット ロイズ・カハナ・バー&グリル サンセイ・シーフード・レストラン シーズンズ |
[ハワイ島] カフェ・ペスト カヌー・ハウス メリマンズ ロイズ・ワイコロア・バー&グリル サム・チョイズ |
[カウアイ島] パシフィック・カフェ・カウアイ ザ・ビーチ・ハウス ロイズ・ポイプ・バー&グリル タイドプール |
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