ホノルル・マガジン主催、ロコが選んだハワイのレストラン大賞「ハレアイナ・アワード 2003」が発表されました。2003年「レストラン・オブ・ザ・イヤー」の栄冠は、果たしてどのレストランの頭上に輝いたのでしょうか?
2003年 第19回ハレアイナ・アワード発表
今年で19回を迎えた「ハレアイナ・アワード」。ハワイきっての権威あるレストラン・アワードの頂点に輝いたのは、カハラ・マンダリン・オリエンタルのファイン・ダイニング「ホクズ」です。ロイズの連覇を阻み、返り咲きを狙うアラン・ウォンズも抑え、見事「レストラン・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を手にしました。カハラ・マンダリン・オリエンタルの若きエグゼクティブ・シェフ、ウエイン・ヒラバヤシ氏は、受賞を聞いた瞬間、「Oh man, それはすごいニュースだ!」と喜びを表したそうです。
ホクズ自慢の「タンドリー・チキン・サラダ」($10)。ボリューム満点 |
ハレアイナ・アワードの常連でもあるホクズ。レストラン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、1998年の初受賞に次ぎ2度目となりました。当時、ホクズのシェフを務めていたのが、このヒラバヤシ氏。翌99年には、ホテル全体のキッチンを指揮するエグゼクティブ・シェフに昇格。以来、生粋のロコボーイである彼は、ホテルの品格を守りつつ、ハワイならではの味覚と遊び心を巧みに取り入れ、ここでしか味わえないメニューや雰囲気を創作。ロコたちのハートをしっかりとキャッチしたことが、見事、今回の受賞につながったのです。美しいビーチと透き通った青い海が目の前に広がるナイスビュー、アロハスピリット溢れる温かなおもてなしと多彩なメニュー、そして名門ホテルでしか味わえないエレガントな雰囲気。再びトップの座に就いたホクズは、まさにハワイらしさを満喫できるダイニングといえます。
ハレアイナ・アワードに名を連ねるレストランを見てみると、ほとんどが毎年選ばれているお馴染みの顔ぶれ。確かに新鮮味には欠けますが、ここ数年の間にオープンした有名シェフのレストランが、しっかりと定着し、安定期を迎えているというところでしょうか。
来年は、いよいよ20周年という節目を迎えるハレアイナ・アワード。ハワイのグルメシーンが増々充実し、今後も更なる進化を遂げる事を期待しましょう。
ハレアイナ賞2003受賞レストラン
|
トップ・レストラン
|
コメントを残す