アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。ハワイで出産した子どもたちもあっという間に成長して、今年8月から中学生と高校生に! そして私も、子どもたちに負けじと5年前ほど前から大学に通いはじめました。来年卒業を目指して、子育てとライター業の合間に学業に励む苦学生、「カレッジ・マム(母さん)」ことえりこの奮闘記をお楽しみください。
えりこのカレッジ・マム奮闘記・イン・ハワイ 第20回 ハワイの卒業式 (後編)
■ハワイの卒業式といえばやっぱりLei(レイ)!
ハワイの卒業式に欠かせないのはやはりLei(レイ=首にかける花を繋いだもの)。私も卒業というセレモニーを通して、色んな種類のレイがあることを学びました。 生花のレイは香りが良いしエキゾチックで貰うととても嬉しいですよね。以前、お友だちの自宅の庭先に咲いているプルメリアの花でレイを作ったことがありますが、これは大きな針と糸があれば、意外と簡単にできました。 卒業生たちの中には顔が隠れてしまうほどたくさんのレイを貰う子もいます。たくさんレイを貰う事を考えると、たくさんかけてあげても潰れる心配がないし、枯れないので記念に保存もできるリボン・レイ(リボンや毛糸で作ったレイ)が大活躍です。また、後で食べられるキャンディのレイや、おかきなどのローカルに人気のお菓子を繋げて作ったレイ、ドル札を花の形に折って繋げたレイも、子どもたちに大人気です♪ リボン・レイは実際にお店で買うとそう安くはないので、ストローなどで簡単に作れるレイなども人気です。去年、家の子どもたちが小学校と中学を卒業した際、お友だちに習って、私も初めてストロー・レイに挑戦してみましたが、手芸が大の苦手な私でも30分ほどで作れるほどシンプルで簡単でした。卒業シーズンに、ハワイの手芸店「Ben Franklin (ベン・フランクリン)」などへ行くと、手作りレイ用の材料の毛糸などがたくさん揃っています。店内にはレイ作りのビデオなども流れていたり、無料の簡単なリボン・レイ作りの講習などもあったりします。 知人やお子さんたちが卒業される際にレイをプレゼントするのは、ハワイではもう常識。卒業のレイをプレゼントする際に知っておくとよいのは、その学校のスクール・カラー! そうなんです。アメリカでは、各学校にそれぞれスクール・カラーというものがあるので、卒業生に作ってあげるレイもその子のスクール・カラーに合った色に合わせると良いですね。ちなみに長男の学校はロイヤル・ブルーとシルバー、次男はグリーンと白でした! ベン・フランクリンで店員さんに尋ねると、ハワイの学校の「スクール・カラーのリスト表」などもくれましたよ。 卒業式や終了式を5月に終えたハワイの学生たちは、日本の夏休みが始まる7月の終わりから、8月の中旬にかけて新学年を迎えます。 (2010年6月更新) |
ハワイ在住カレッジ・マム、えりこのプロフィール |
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オアフ島西部カポレイに夫、2人のティーンの息子、愛犬モモと暮らす。シネマ・オタクな本人とは逆に、夫ジョンはダイバーでアウトドア大好きな海の男。長男スカイは音楽をこよなく愛するギター小僧。また、弟のハンターはビデオ・ゲーム大好きなサッカー少年である。現在ライター業の傍ら、カウンセラーになる日を夢見て、ハワイ大学ウエスト・オアフ校で心理学の学士号を取得中。卒業予定は2010年秋。
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