アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。ハワイで出産した子どもたちもあっという間に成長して、今年8月から中学生と高校生に! そして私も、子どもたちに負けじと5年前ほど前から大学に通いはじめました。来年卒業を目指して、子育てとライター業の合間に学業に励む苦学生、「カレッジ・マム(母さん)」ことえりこの奮闘記をお楽しみください。
えりこのカレッジ・マム奮闘記・イン・ハワイ 第14回 ハワイの平等院に行ってきました(後編)
■私って仏教を知らない日本人 (汗) !?
ハワイに18年近く住んで初めてハワイの平等院テンプルを訪ねるチャンスに巡り会えた私、やっぱりお寺にきて癒されるのは日本人だから? いえいえ、そうでもなさそうです。ほかのクラスメートたちも癒されたと言っていましたから。独特なピースフルな雰囲気はハワイの平等院も日本のお寺と変わりません。だけど、ハワイならではの雰囲気もまた魅力のひとつです! ハワイに日本から移住して40年以上になるという福原住職によると、ハワイの平等院は、平等という言葉「non-discrimination (差別をしない)」に基づいているとのことです。すべての先祖のカルチャーや宗教が保護されなければいけないという博愛精神から、仏教以外の宗教やいろんな人種や信仰も受け入れているということ。定期的な訪問者の中にはクリスチャン団体もいるというから驚きです。 お寺のガーデンは、移民の多いハワイらしく多様な文化を意識している様子が伺えます。その特徴として、お寺のガーデンは、日本庭園、亜熱帯植物のトロピカル・ガーデン、中国のバンブー・ガーデン(竹林)などがあり、全体的に自然と調和(ハーモーニー・ウィズ・ネーチャー)しているという感じです。 ■「シンプル&なるほど」な人生の教訓 それから、院内のバンブー・ガーデン(竹林)は、なんと日本でも大ブレイク中のドラマ「ロスト」のロケにも使われたことがあるとのこと!? ちょっと林の中に入ってみましたが「なるほど〜」、確かに頷けるミステリアスなロストの雰囲気が。 お寺の本堂で、福原住職が私たちクラスに仏陀の教えをお話してくださいました。内容は、「シンプル&なるほど」な人生の教訓ばかりでしたので、皆さんにシェアしたいと思います。 1.すべてに変化がある、何もそのままという事はありえない。 ベル・ハウス(鐘つき堂)から、カネオヘの山にエコーして響く鐘の音も懐かしく感じられます。はじめて訪れたハワイの平等院では、緑に囲まれたピースフルな雰囲気と心に響くお話ですっかり癒されました。次はぜひ家族を連れてきたいと思います。 (2010年3月更新) |
ハワイ在住カレッジ・マム、えりこのプロフィール |
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オアフ島西部カポレイに夫、2人のティーンの息子、愛犬モモと暮らす。シネマ・オタクな本人とは逆に、夫ジョンはダイバーでアウトドア大好きな海の男。長男スカイは音楽をこよなく愛するギター小僧。また、弟のハンターはビデオ・ゲーム大好きなサッカー少年である。現在ライター業の傍ら、カウンセラーになる日を夢見て、ハワイ大学ウエスト・オアフ校で心理学の学士号を取得中。卒業予定は2010年秋。
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