第17回 「ハイビスカスのレイ」
今週はトロピカル・フラワーの王道、ハイビスカスのレイです。黄色のハイビスカスがハワイの州花になっているように、この花はハワイを代表する花といってもいいかもしれません。日本でもおなじみですよね。
ここのところ、たった1ドル65セントのレイ・ニードルのもとを取ろうと、針でひたすら刺していくレイばかり作っていましたが、これは久しぶりに編みこんでいくタイプ。ミクロネシアン・スタイルとかフラット・レイと呼ばれる南国気分たっぶりのレイです。
ただし、レイにするのはまだ花びらが開きかけた状態の「つぼみ」だけ。色は「赤」。これはお約束です。今回使用したのはハワイ語で「アロアロ・パフパフ」、英語だと「ファイアークラッカー・ハイビスカス」と呼ばれるハイビスカスです。用意するのは花が約90個と赤い毛糸。毛糸は1メートルを2本と2メートル1本の3本を用意します。
【作り方】
写真1 |
1. 3本の毛糸を束ね、端を固結びして、結び目の外側をテーブルにテープで貼り付けます。
2. 写真1のように短い2本のAとBも、結び目から少し離れたところで、テーブルにテープで貼り付けます。一番長いCは、この時点では一番下にくるようにしておきます。
3. 最初の花を用意し、ガクの部分をAの下に、BとCの上になるように置きます。
4. そしてCをAとBの上にもってきます(写真2)。
5. 写真3のように、CをAとBを巻き込んだループの中に通し、きゅっとしめます。
写真2 | 写真3 |
6. これを繰り返しちょうど良い長さになったら端をとめ、もう片方の端と結び合わせて出来上がりです。 レイは巻くか、丁寧にたたみ、乾いた状態で冷蔵庫で保管します。残念ながらあまり長持ちしません。けれども、燃えるように真っ赤なこの花は、短くても私たちの目を十分に楽しませてくれます。(by Akiko)
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