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人気連載「Akikoのレイ日記」

第14回 神聖なマイレのレイ

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2005年06月21日

第14回 神聖なマイレのレイ

今回はハワイのレイの中でも特別な意味を持つ「マイレ」のレイについてご紹介したいと思います。マイレは、トロピカル・フラワーが咲き乱れるハワイにあって、葉っぱだけのグリーン・レイです。そう、一見ちょっと「地味」なのです。

古代ギリシャの人々が月桂樹の葉で作ったリースを英雄達にささげたように、ポリネシア人はマイレの葉でレイを作りました。マイレはつる性の低木で、皮のような感触を持つ葉は、良い香りがします。よく「バニラ系」の香りと言われますが、私はその匂いをかいだとたん、「杏仁豆腐の匂いだ!」と思いました。ちょっと甘く、ほのかに薬草のかおりがします。古き時代のハワイでは、戦場で停戦の儀式に使われたそうです。敵同士の長同士がマイレのつるをともに編み、作業が終了した時平和が確立されたといいます。

ハワイに来て日が浅い人がこのレイを受け取ると、もしかしたらがっかりしてしまうかもしれません。どう見たってカラフルな花のレイの方が、きれいだし華やかに見えますから。けれども、ハワイに住み、何度かこのレイをもらったりしているうちに、なんとなくわかってくるのです。マイレにはその奥にハワイアン・スピリットと何か特別な力が宿っていることを。デリケートで、ウッディな香りが、いつまでも心に残る不思議なレイなのです。

マイレは、ハワイの低山の森林帯に自生するキョウチクトウ科の植物で、ハワイ各地に生息しますが、島によって種類が違います。ハワイ島に生息するマイレは、葉が大きく、オアフ島のは中くらい。そして最も珍重されるマイレ・レイは「マウイ・ラウリリ」というタイプのもので、カウアイ島の山中に育つ丸く小さい葉を使ったものです。種類によって香りも少し違います。ちなみに写真のレイはハワイ島ヒロ産のマイレです。

マイレのレイを作るには、葉と茎の皮を何本か使い、編み込んだり、または結びつけたりしてレイにしていきます。マイレのレイは、輪ではなく、先が開いた一本のひものようになっています(オープン・レイと呼ばれています)。これを首にかけます。

ハワイでは、妊娠している人は「クローズ・レイ」(輪になっているレイ)をしてはいけないと言われていますが、マイレのようなオープン・レイであれば身につけることができます。

また、マイレのレイは、フラの神様「ラカ」に捧げられたといわれ、神が宿るとされています。ですから神を讃える歌だったらマイレ・レイをつけて踊るのです。フラで使われたレイは女神のものとされ、決して誰かにあげてはいけないといわれています。

最近は、マイレ・レイは誕生日、結婚式、卒業などお祝いの機会によく贈られます。女性にあげてもいいのですが、たいてい男性に送られることが多いようです。人々はそのレイを家に持って帰り、戸口や壁、額縁の上にかけたりして、楽しみます(人にあげてはいけないのでね)。またハワイでは、お店などのオープニング・セレモニーの際、リボンでテープカットをするかわりに、マイレを使います。そして「レイを切る」というのは良くないとされているため、「結んだマイレをほどく」のがハワイのテープカットなのです。

みなさんがもし、マイレのレイを手にする機会があったら「なんだ葉っぱだけか」と思わずに、その香りを楽しんで、ハワイアン・スピリットを感じ取ってください。(Akiko)

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