第18回 ハワイ島のアーティストが集まる「ボルケーノ・アーティスツ・フイ♪(後編)
■ハワイの自然をこよなく愛する版画アーティストと日本人硝子アーティスト♪
このアートフェアで、特に心に残るアーティストがいました。彼女の名前はマーガレット・バーナビさん、版画作家です。ニュー・イングランド出身で14年前に、当時住んでいたマンハッタンの騒音に疲れてハワイ島のボルケーノに引っ越してきたそうです。日本の版画を彷彿させる力強い作品に、ハワイの鳥などを西洋的な色彩で描いています。特にアララ(ハワイカラス)を描くのが好きだそうです。アララは、一時期は20羽のみの生存となった品種です。絶滅しかけていたのをサンディエゴ動物園で保護され、今では100羽ほどに増えました。そのほとんどがボルケーノ国立公園にいるそうです。このアララが地上から消滅しかけたのは、人間による自然破壊や猟によるもの。西洋文化がハワイに入ってから起きた様々な要因が並びます。彼女はそんな鳥たちを描き続ける事によって、人々が少しでも自然の大切さを学んでくれるかもしれないという思い入れがあるそうです。 彼女の作品はボルケーノ・アート・センターなどで見ることができるそうです。このアトリエは、「ボルケーノ・アーツ・フイ」の間のみ解放していて、普段は人が入ることはできないそうです。 マーガレットさんのアトリエに間借りをして、このイベントに参加している日本の方もいらっしゃいました~。みさとさんはご主人のマイク・モータラさんとともに硝子アーティストです。以前はオアフ島に住んでいたそうですが、土地がお手頃なのと、熱い作業にこの涼しい気候がもってこい!ということで12年前にボルケーノに移り住んだそうです。彼女達の作る硝子細工はとてもポップ。綺麗な色使いが人気です。普段はここから歩いてすぐの所にアトリエを構えていて、年中、訪問OKだそうですよ~。 雑音や雑念が入りにくく、自分の才能を磨くのに良い環境がそこにはありました。静寂の中、自分の世界が研ぎ澄まされていく環境。こんな生き方、理想だな。。。 来年は少しでも、そんな生活に近づきたいと、強く思う私でした~。 次回、ハワイに来られる時は。この「ボルケーノ・アート・フイ」のような、地元のアーティストのアトリエめぐりはいかがですか~?今回は、マヌカイ・ハワイ・アイランド・ツアーズにお世話になりました~。 マーガレット・バーナビさんのHP:www.margaretbarnaby.com (2013年1月更新) |
ハワイ在住Aunty AYA(アンティ・アヤ)のプロフィール | |
オーストラリアと関西育ちのボケ、稀に、つっこみができるオバちゃんで~す。子供の頃からお祭りが大好き! 目指すは完璧なスローライフ。このコオラウ山脈のふもとの家で、衣食住全てを手作りできる日を夢みています。オーガニックな食材などが豊富なファマケ(ファーマーズ・マーケット)も大好き。良く食べるのは主人が釣ってきた新鮮な魚。でも、本音をばらすと大都会の刺激的な生活も好き。趣味はゆるゆる~と、フラ、タヒチアン、ボディーボード、SUP(スタンドアップ・サーフィン)時々ヨット。
ブログはこちらhttp://auntyaya.hapagirlpikake.com/ アンティ・アヤへのファンレターはこちらへどうぞ。editor@hawaii-arukikata.com |
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