第11回 ハワイアンキルトの本
HAWAIIAN QUILT MASTERPIECES HUGH LAUTER LEVIN ASSOCIATES, INC.発行。US$35.00 |
ハワイアンキルトに興味があっても、ちょっとどういう物があるかをビジュアルで確かめたい!という人の為にお勧めの本を今日はご紹介いたしましょう。
やっぱりハワイアンキルトはなんと言ってもまずは、あの2色の素敵なコントラストの色でしょう。その配色をいろいろ見て、自分の作りたいキルトの配色を決めることができるようになるのです。
まず。。。アメリカで出版されている本をいくつかご紹介しましょう。この本は1997年発売されたハードカバーの素敵な本です。ハワイアンキルトの歴史から、代表的なハワイアンキルトの名前、写真とそのキルトの説明、そして作者がわかるものについては作者が述べられています。古い物は1870年代のキルトから紹介されています。永久保存版の本なので、お部屋のインテリアにもなりますね。
THE HAWAIIAN QUILT 国際アート発行。ハワイでは$24.95 |
そして次はアメリカで購入できる日本の出版社発行のキルトの本です。やはりハワイアンキルトの歴史から現在のキルト作家による作品まで英語、日本語と両方の言葉でわかりやすく書かれています。もちろん日本でも買えます。わかりやすいのが特徴なので、初心者から楽しんでいただけると思います。
POAKALANI HAWAIIAN QUILT CUSHION PATTERNS & DESIGNS MUTUAL PUBLISHING発行。$5.95 |
POAKALANIというハワイのキルト作家の最新のパターン集です。ハワイアンキルトのまずはパターンからの作り方も簡単に説明してあります。クッション用15パターンが紹介されていて、図でもわかるようにこの本のパターンをトレースして、クッションができるように、キルトラインも事細かに描いてあります。日本では手に入れることが難しいかと思われますが、この手のパターン集が1冊で15パターンのクッションもできるということでは、お勧めの1冊です。これはハワイの書店ではほとんどが扱っています。
ELIZABETH ROOT パターン集3冊 |
次はELIZABETH ROOTというハワイの有名なキルト作家による、こちらもパターン集です。こちらも同じようにクッションのいろいろなパターンがトレースできるようになっていて、いろいろなバリエーションが楽しめるようになっているのです。
中でも「PILLOWS TO KAPA POHOPOH」は16枚のすべてのクッション用のパターンを縫い合わせると、サンプラーズキルトになる!!という代物なのです
これは前々回の私の未完成キルトたちの中にも登場したと思いますが、16種類のパターンを楽しめるので、大きい物を作っているのにも関わらず、少しづつ楽しめるのです。こちらもハワイのほとんどの書店で購入可です。
キャシー中島 パッチワーク物語・婦人生活社発行 |
そして私の愛読書のキャシー中島先生による2冊のキルトのご本です。
パッチワーク物語(写真左)は3年ほど前に発行されたと思いますが、こちらには、ハワイアンキルトは10ページほどしか紹介されてないのですが、その色といい、パターンといい、ホントに何回見ても飽きないくらい、素敵なキルトが紹介されています。もちろん、キャシーさんのオリジナル作品です。前回紹介しました、ビショップ・ミュージアムのアンティーデボラも登場してるのですよ!!
キャシー中島のハワイアンキルト 婦人生活社発行 |
そして去年発売されたハワイアンキルト(写真右)は私のバイブルとなっています。
いままで、何人の人に紹介したことか???すべてハワイアンキルト。
そしてとにかく色使いが素敵で、全くのビギナーでも始めてみたい!!!と思うような本です。
いろいろと本についての説明を読んでも、ピンとこないと思います。
だから、百聞は一見にしかず!とにかく手に取り、ご覧ください。
そのよさがすぐにわかってもらえると思います。その中には私が手がけていたサンプラーズキルトもありますよ!!この本たちを読んでいると、いやなことはホントに忘れられて、楽しくなってくるのです!!!本たちに感謝!!!(by アン)
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