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第15回 ホイケ 3

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年01月19日

第15回 ホイケ 3


ホイケの後は、表彰式です。ハラオに入って5年以上経ったオラパ<ダンサー>達は、1つの節目を過ぎたことになり、ウニキ<卒業>することになります。アラカイ<リーダー>を目指してウニキでオリの修行に入る人達が紹介され、記念にクムからパラパライ<ハワイアンシダの一種>の鉢植えをもらいました。ハラオの初心者が入るクラスの名前はパラパライで、私も最初の1年間所属しました。驚いたことに、今いるクラスの中で、ハラオに入って5年以上経っていないのは私1人でした。もちろん、みんな、ハラオに入る前にどこかで踊っていた経験者だとは知っていましたが、ど素人から始めてまだ5年もたっていない私にとってやっぱり場違いなクラスだったんだなあ、と改めて実感しました。将来、ハラオを背負って立つ次代のクムフラも紹介されました。一方、ハラオで現在活動している10人のアラカイ達は独立を目指して次の段階に進むことになります。

予定をすっかり過ぎて午後3時半ごろ、やっと食事の時間になりました。「さんざん待たされてゲストも楽じゃないねえ」と友人に言うと、「家族なんだからしょうがないんじゃない」と一言で片付けられました。「なるほど家族愛には心身ともに忍耐が必要だものねえ」と理解し、「まあ、こんなことでいちいち文句を言っていたら、子供をハラオには入れられないかもねえ」と別の意味で納得しました。ハワイでは、「子供をハラオに入れる」ということは、すなわち、「家族全員がハラオという大きな家族に入る」ということを意味するようです。

4時半には会場をすっかり片付けて退出しなくてはいけないので、ダンサー全員でテントの中から荷物を持ち出すことになりました。簡易式クローゼットに並んでいる衣装をガーメットバッグに戻し、レイやレイポオ<葉冠>やクペエ<手足につけるレイ>などの入ったクーラーボックスから溶けた氷水を抜き、すばやく身に着けられるようにきれいに広げてあったティーリーフスカートは元のように筒状に丸め、散らかったヘアピンを含めて化粧品類をまたカブード(化粧ケース)にしまわなくてはいけません。テントの中は身体中から湯気を出しそうな熱気でむんむんしています。普段なら疲れてだらだらとしそうなところですが、皆、暑さと空腹のせいで無言のまま真剣に作業をしました。汗だくで片付けた後、数人で荷物のなくなったテントの撤去を始めることにしました。大きなテント(運動会や町のお祭りで使うようなもの)は、ダンサー350人分となると半端な数では済まされません。ハラオに入ってから何度も体験して気づいたことの1つですが、テントの設営や撤去って人数に大きく左右されるものなんですね。そのころまでに食事の済んだ家族も手伝ってくれたので、屋根と柱をつなぐ道具をはずし、多勢で重い屋根を支えて柱を一気に抜きます。後は柱を分解し、屋根を折り畳んで片付けます。ハラオの評価をよくして、次回も使わせてもらえるように、芝生の上に落ちているごみや花や葉の破片までていねいに拾い集めました。

やっと簡単な昼食を取りながら回りを見渡すと、あれっ?!もうあまり人が残っていません。どうやら、駐車場から出る時の混雑を予想して早々に引き上げてしまったようです。もしかして閉会の祈りかクムの挨拶があるかもしれないと思って、いったん出た駐車場から引き返してクムに確認すると、「予定していたけど皆が帰ってしまったからやめる」とのこと。“引きが早い”ハワイの風習はここでも健在でした。大忙しで準備した、家族ぐるみのハラオの大イベントはこうしてあっけなく幕を閉じました。果たして私は5年後のホイケに参加しているでしょうか?!(by Shoko)

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