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ハワイ歩き方事務局
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1999-07-12 「UHの授業風景」の巻

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:1999年07月12日

7月12日(月)

「UHの授業風景」の巻

サマーセッション2が始まって、1週間。今回も2つクラスをとってるけど、どちらも週に3回だから、前回よりはスケジュール的に楽。しかし授業内容がなかなかハードで、結局大変さは前回と変わらないみたい。始まったばっかりなのに、もう終わりの日を指折り数えている私。あーあ。

Undergraduate(つまり、大学院じゃなくて、大学のレベル)のビジネスのクラスは、サマーセッションにもかかわらず、ふだんのセメスターと変わらないぐらいの人数で、1クラス40人ぐらいの学生が授業を受けている。出席率は、出席を採る、採らないにかかわらず、ほぼ100%!!これが日本の大学だったら・・・。ほとんどのクラスで、タームの折返し地点にMidterm Exam(中間試)、おわりにFinal Exam(期末試験)があって、そのほかにHomeworkとか、Paper(レポート)提出なんかも色々あって、こっちの学生は、ホントに忙しいのだ!授業形式はレクチャー型と、学生参加型に別れるけど、まあ40人ぐらいの規模になるとだいたいレクチャー中心。だけど、クラスによってはDiscussion(グループに分かれて討論)や、グループワーク、学生の積極性を重視するものもあって、こういうのが特に日本人留学生には悩みの種だ。私を含めて。アメリカ人の、「自分の意見が正しいか正しくないかなんて関係なく自信たっぷりに発言する能力」には圧倒される。やっぱり、アメリカ社会で生きていくのって、ホントに大変だわ。・・・って感じで、私はかなり大変な思いをしているというのに、それでも、ハワイ大学はアジア系学生が多いから、Mainland(アメリカ本土)からきた教授にいわせると、「ここの大学はみんな質問をしない!!みんなおとなしい!」なんだそうだ。

たしかに、クラスを見渡すとほとんどがアジア系の学生。日系、中国系、フィリピン系、とさまざま。ここはアメリカだというのに、いわゆる白人はクラスに1割いるかいないか・・・そんな感じだ。留学生もほとんどアジアからで、今一番多いのは、中国本土からの留学生。日本人は意外とと少なく、クラスに2−3人いるかいないかという程度だ。でも、図書館とか、カフェテリアにいくと、必ずどこかから日本語が聞こえてくるから、やっぱり日本人はかなりの割合で生息してるみたい。

地元の学生も、日系人の割合は多くって(出席を採ると、ラストネーム(苗字)のほとんどが日本の名前。例えば、マイケル・ヤマダとか、スーザン・イトウとか。)、彼らは、顔は私達と全然変わらないけど、日本の学生と決定的に違うのは、服装!こっちの学生の典型的なファッションは、ビーチサンダル・短パン・Tシャツ(サーファーブランドの!)・デイパック。もう9割が、と断言していいほど、このスタイルだ。たまに、先生までが(!)このスタイルのときもある。とにかく、こっちの学生生活には「ぞうり」が必須アイテム。これに慣れちゃうと、普通の靴が履けなくなるのよねえ・・・。こんな感じだから、洋服代はホントに日本の10分の1で済んでしまう。と、いうわけで、私の定番もGap Tシャツ(もちろんセール品!カハラモールのGapはアラモアナより割り引き率が高い)&短パン&「ぞうり」という、まさにLocal Styleで通学中。うー、この調子だと、スーツ着用の日本の社会にはますます復帰できなくなりそうー!!!

さてと・・・それじゃ、そろそろ明日の授業のDiscussionの準備でもするか。明日のTopicは、日本のマネージメントシステムについて。このクラスは、「積極性」が成績の20%を占めるという、典型的日本人の私には拷問のようなクラスなのだー!!!あー、憂鬱。
でも、しょうがないか。ハワイといえども、ここはアメリカ。がんばろうー!

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