編集部: 独特の色合いが特徴のカットさんのイラストですが、どんなときにイラストのアイディアが浮かんだり、インスピレーションが沸いてくるのですか?
カット・リーダーさん(以下敬省略): いつもハワイアンミュージックからインスパイアされています。音楽を聴いていると、ストーリーが頭の中に浮かんできて、そのストーリーを描いているんです。 音楽に合わせて踊っている人を見たり、どこか外出先で音楽を聴いたら、そのときに浮かんだストーリーを、家に戻ってからスケッチするんです。 だから、私の絵のタイトルは、ハワイアンミュージックのタイトルからつけているものがほとんどなんですよ。 編集部: どんな音楽を聞いているんですか?
カット: ハワイのロコレゲエや、オールドハワイアンミュージックなどですね。
編集部: カットさんは、ペルー出身でマイアミの大学を卒業しているそうですね。そんなカットさんが、なぜハワイに来たんですか?
カット: 美しいから!まるでホームタウンのように感じられるからです。ハワイも、私のこれまで育ってきた環境などもすべてが、今の作品に影響を及ぼしていると思っています。
編集部:ハワイでの生活や、人々、カルチャーなどについて、どう思いますか?
カット: 音楽とダンスがすばらしいと思います。それに豊かな自然や人々、すべてのものが美しい。それに、日本人、中国人、ヨーロッパ人などいろいろな国の人がミックスしてハーモニーを作っていることも、とてもすばらしいと思います。
編集部: そうですね。ハワイはいろいろな国やバックグランドを持った人が一緒に暮らしている場所ですね。 では、カットさんの将来の目標や夢を教えてください。
カット: ハワイアンアートに貢献することですね。ハワイの地域のアーティストの一人になって、私の作品を見て、楽しいとか、いつか「ハワイアンヒストリーを作っている一人なんだ」と言われるように、そんな風になれたらいいですね。
編集部: もうすでにハワイアンアート界に貢献しているのではないですか?
カット: Wow!そんなことありません。10年くらいはかかることだと思っていますよ。
編集部: それでは最後に、あなたの人生のモットーを教えてもらえますか?
カット: 「Keep Dance. Like Somebody is Watching.」。アメリカでは、ダンスしても誰も見ていない、って言うんです。でも私は、誰かが見ているように踊っていたい、「私はここにいます」と大きな声で言うように、生きていきたいと思っています。
編集部: カットさん、本日はありがとうございました! これからもアロハスピリッツあふれる、あたたかなステキな作品を楽しみにしています。
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