様々なレセプション会場やレッド・カーペットなどで、豪華絢爛ないでたちで美しく微笑むセレブリティたち。特に、素敵なイブニング・ドレスやカクテル・ドレスには、注目が集まりますよね。今回はファッションショーのためアラモアナのニーマン・マーカスにやってきた、イタリアのドレス・ブランド、”La Petite Robe(ラ・プティ・ローブ)”のデザイナー、Chiara Boni(キアラ・ボーニ)さんにインタビューすることができました。オプラ・ウィンフリーやモニカ・ベルッチなど、世界のセレブに愛される、ラ・プティ・ローブの世界観をお楽しみください。
Myハワイ(ハワイ歩き方)編集部(以下編集部):はじめまして、ハワイへようこそ!
キアラ・ボーニさん(以下キアラさん):初めてハワイに来ることができて、とても嬉しいわ。ハワイに来るのに、イタリアからロサンゼルス経由で約30時間もかかったんだけど、その甲斐がありました。気候も自然もとても素晴らしいですね。今までハワイに来なかったことを後悔しちゃうぐらいにね。とにかく、ホノルルは本当に私にとってのご褒美です。次回ハワイに来るときはもう少し長く滞在しようと思うわ。
編集部:今日はとても素敵なドレスをたくさん見せていただいて、幸せな気分になりました。キアラさんがデザイナーになられたきっかけは?
キアラさん:私はイタリアのフィレンツェ出身なの。そのフィレンツェに、1972年ごろかしら、変革をめざす漫画家や芸術家が一緒に生活している、「あなたはターザン、私はジェーン」という名前の、ちょっと革命的で面白い場所があったの。そこに出入りしてドレス作りを始めたの。その時にそこで私が作ったドレスを、いまだに持ってくれているひとたちがいて、手紙と一緒にドレスの写真も送ってくれるんです。とても嬉しいわ。
編集部:どこからデザインのアイデアが生まれるんですか?
キアラさん:フィレンツェのような美しい街で生まれたら、美しいものが日常にあふれて自然とそれが自分の一部となるのです。美術館や自然や本も良い刺激になっているわね。本を読むときは、登場人物の外見はどんなかを想像しながら読み、彼らが着ている服を思い浮かべてみるのよ。
編集部:最新のコレクションについて教えてください。
キアラさん:今回のラ・プティ・ローブのコレクションには、私の暮らし方が大きく影響しているわね。私がファッション業界に入ってから、人々のライフスタイルは大きく変わったわ。昔は皆ドレスをひとつひとつ衣装箱に入れて閉まっていたけど、今では小さなスペースに収めなくてはいけないでしょう?また、家に帰って着替える時間がないこともよくあります。そこで、そんな生活を送る人のために、朝から夜まで着れて、着心地が良く、アイロン不要でシワも付かず、洗濯機で洗えて、翌日にもまた着れるというドレスを作ったの。フェミニンでセクシーで、モダンで着心地がよいドレスなのよ。
編集部:現代の忙しい女性には、とても便利なドレスですね。なのにとってもエレガントで美しいですね(うっとり)。最後に今後のプランをお聞かせください。
キアラさん:まずは、この大きなアメリカツアーを無事に終わらせることね。明日はラスベガスに出発して、それからロサンゼルス、トパンガ、サンアントニオ、そしてテキサス各地に行きます。とにかく、今後も可能な限り努力して成功したいですね。
編集部:お忙しいところどうもありがとうございました!
デザイナーのキアラ・ボーニさんは、イタリアのエレガンスが前身からにじみ出ているような素敵な女性でした。La Petite Robeをはじめ素敵なファッションショーのビデオは、ニーマン・マーカスの日本語公式サイト内で見ることができます。
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Akiko said on 2013年10月30日
キアラさんのドレスはシンプルなのにとても華があって、着心地も良さそうで、見ていてすっかりあこがれてしまいました。イタリアのエレガンスって、本当に素敵ですね~。