編集部寺田:「プレイングマネジャーの教科書」がベストセラーですね。おめでとうございます。まずはハワイと東京と行き来するライルスタイルを選ばれたきっかけについて教えていただけますか?
田島: 以前からハワイは好きで何度も来ていたのですが、とにかく東京で必死に仕事をして、プロジェクトが終わった後すぐハワイに来てゆっくりするというのが自分にとってのご褒美だったんですね。また、主人(レバレッジコンサルティング株式会社代表の本田直之氏)の生涯の夢が「ハワイに住むこと」だったので、営業部長として勤務していたマイクロソフトを退職したタイミングで、歩調を合わせたというのも理由のひとつです。
寺田: 田島さんの日常生活において、ハワイがもたらすパワーは何でしょうか?
田島:仕事をしていて思うのですが、日本はアウトプットの場所で、ハワイはインプットの場所だということ。ハワイのゆったりした環境にいると、ふとした瞬間にビジネスのアイデアがわいたりするんですね。そうやってハワイでインプットされたアイデアを東京での講演に取り入れたりしています。
寺田:日本とハワイを行き来するデュアルライフの魅力について教えてください。
田島:豊かさが2倍になるということでしょうか。住んでみないと感じられないハワイの魅力がわかるようになりましたね。ハワイの歴史や自然に触れて、自分のことだけでなく、周りに何か還元できないかという大きな発想ができるようになりました。ハワイにいるとシンプルな自分に戻ることができますね。
寺田:そうでうね、ハワイに住むと何か大きなものに対する感謝の念が強くなりますね。ところで、ハワイでも執筆されているとのことですが、日本での執筆に比べると、書く内容に違いを感じられますか?
田島:ハワイで執筆していると、自分の思考に集中できます。色んな考えを書き出して、日本に戻ってからアイデアを調整したりしますね。
寺田:ハワイでお気に入りの場所は?
田島:レストランでは、Zippy’s (ジッピーズ:ハワイのファミリー・レストラン。ハワイ中に約30店の支店あり)が大好きです。日本の人達にもっと知って欲しいですね。ハワイのゆったりした空気とローカルの文化に触れるには最高のレストランじゃないでしょうか?それにハワイは山がきれいで、カイルアビーチに車で向かう時にパリハイウェイから見るコオラウ山脈も、オアフ島の自然がダイレクトに感じられて大好きです。ショッピングなら、アラモアナやワード地区、ハイアット内にあるマーティン&マッカーサーなどハワイならではのものを売っているお店。用事がなくても立ち寄ったりします。ホテルで好きなのはザ・カハラ・ホテル&リゾート。1階のプルメリアビーチハウスでランチを食べた後にイルカを眺めたりするのが好きです。
寺田:田島さんのベストセラー「プレイングマネジャーの教科書」ですが、どういう方にお勧めですか?
田島:タイトルを見てマネジャー向けの本かと思われる方も多いと思いますが、実は必ずしもそうではありません。マネジメントというと「上から下」というイメージがありますが、上司をマネジメントするのも部下の役目。マネジャーじゃないから自分は関係ないということではなくて、上司とどうやって円滑なコミュニケーションをとるかという点について多くのヒントが書かれている本です。是非色んな方に読んでいただきたいですね。
寺田:「ハワイの歩き方」の読者の皆さんにも是非読んで頂きたいですね!今日はどうもありがとうございました。
田島:こちらこそありがとうございました!
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