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ハワイ歩き方事務局
人気連載「なにわのサーファー生活」

2000-01-21 荷物はちゃんと確認しよう

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2000年01月21日

1月21日 「荷物はちゃんと確認しよう」

あろ〜は! まいどで〜す。
みなさん調子はどないでっか?ボクはボチボチってな感じです。 まあ、あいさつはこんなぐらいにしておいて、”お気楽なにわサーファー日記”のはじまり、はじまり〜。

今回は、昨日から家に泊まりに来た友達のちょっとした失敗話でいきましょう。 その友達(仮にAさん)っていうのは、毎年冬に波乗り修行のためにハワイに来る、いわゆる常連さんです。今回は仕事で行けない僕の代わりに僕の彼女が空港にAさんを迎えに行ってくれました。しかし、どうもAさんの様子がおかしい。ハワイに到着したにもかかわらず、かなり落ち込んでいるよう。それに気付いた彼女は、それとなく空港から帰る車のなかで何かあったのか聞いてみました。すると、Aさんは一言、「ウェットスーツ盗られた」と答えたそうです。 ガ〜ン!! いくらハワイといえども冬の朝夕にはスプリングスーツぐらいは必要なときがあるし、しかもAさんはプロでウェットスーツのメイカーからスポンサーを受けている。つまり、大事な商売道具を盗られてしまったらしいのです。

とりあえず家に着き、なぐさめながらAさんが荷物を整理している見守っていると、Aさんが自分のスーツケースからウェットスーツを出し始めました。”あれ”っと不思議に思って、聞いてみると、なんと盗られたのは自分のものではなく、ハワイにすでに来ているプロの人達に渡してほしいとスポンサーから預かっていたものだそうなのです。しかも”盗られた”のではなく、”取られた”らしい。さらに正確にいうと、取られたというよりもホノルル空港の税関で一旦保管されているだけらしく、税金を払って必要書類を提出すれば、ちゃんと返してくれるらしいではないですか。オイオイ、なんのこっちゃ、いったいどないなっとんねん。

つまり、まさかウェットスーツを”盗(取)られる”とは思っていないAさんはいつも通りにパスポートにスタンプを押されて入国審査を終え、税関のカウンターに行きました。しかし、事件?!はそこで起こったらしいのです。税関職員はAさんの持っていたバックを指差して゛中身はなんだ”(もちろん英語で)と聞いてきて、Aさんは自信を持って゛ウェットスーツ”と答えました。さらに、職員は゛いくつ入ってる?”と聞いてきたらしいのです。ここで適当に答えていれば良かったのかもしれないのですが、Aさんはたじろぎながら゛分からない”と言ってしまったらしいのです。そうすると、職員は疑わしげな目をAさんに向けながら、おもむろにそのバックを空け、中身を調べて、゛こんなにいっぱいどうするつもりだ”と突っ込んできたのです。 ゛、、、、、、” Aさんは何も答えることができず、しばらくの沈黙のあと、素直に事情を話しました。すると、その職員はそのバックを一旦税関で預からなければいけないと何枚かの書類をAさんに渡し、とりあえず通してくれたというのです。 面倒だけど書類さえ揃えば、全部返してくれるのだから、そんなに落ち込まなくてもと思うけど、本人にしてみればかなりショックだったようです。

まあ、友達の失敗話でなんだけど飛行機の国際便で人から荷物を預かる時はちゃんと中身調べてからという勉強でした(そんなにしょちゅうあるとは思えないけど)。 ということで、みんなも気をつけよう!?

ほな、また来週。

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