• なにわサーファー
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    3月5日 「どないなっとんねん!!」の巻

    まいロ〜ハ(「まいど」と「アロハ」のミックスです)、みなさんお元気ですか? 前回はなんだかんだとエラソウに書いてしまったので、今回は南国ハワイらしく「アロ〜ハ」な感じで書こうと思っていたんですが、そんなボクのささやかな思いなどコッパみじんに吹き飛ばす出来事が、またあの「ボールズ」で起きてしまったのです。

    先日、仕事が休みだったのでノースショアにでも波乗りに行こうと思い、波情報に電話をすると、サイズは1〜2フィートであまりタウンと変わらないみたいな事を録音テープが言っていました。ノースショアまで1時間以上もドライブするんだったら5分で行けるタウンで入ろうと思い、念のためにショートとロングの二枚を車に積みこみ、いざアラワイヨットハーバーへ。

    波のサイズは1〜2フィートで、風はサイドオフショア、タイドは引きいっぱいでした。ちょっとクローズぎみでしたが選んで乗れば充分楽しめそうな波でした。ちょうど海から上がってきた顔見知りのローカルに聞くと「ショートでも全然OKや、まぁちょっと浅いけど楽しいで」(ちなみにこれは英語での会話、でもなぜか訳は関西弁)って言うので、ショートでする事に決めて日焼け止めをぬり、ボードショーツに着替えてアウトへと向かいました。

    アウトのラインナップはそれほど混雑しておらず、誰もが狙うセットの波(ほとんどクローズアウト)に手を出さなければ、早めで肩の張った波にかなりの本数乗ることが出来ました。「イケてるやん、気持ちいいやん、これが波乗りってもんやでぇ」なんて、前に起こったイヤな事なんかスッカリ忘れて1人で良い気分になっていました。しかし世の中良い事があれば、悪い事が必ず起こるようになっているものなのか、たまに見かける留学生らしき日本人グループが5、6人で固まって入ってきました。しばらくは様子を見ようとその場で入っていましたが、人の前からパドルし始めるわ、波のライン上にいるわ、挙句のはてに大声で話し始めるわで、どうしようもなく隣のポイントに移りました。

    しばらくすると先ほどのグループが乗れないのか、乗せてもらえないのか、あまり波の崩れない場所に移動していました。波待ちをしながら、なんとなく彼らをながめていると、そのなかの1人の男の子が入ってきたセットの波にテイクオフしクローズアウト気味だったもののインサイドまで乗り繋いでいました。それだけなら別に問題はないんですが、最悪なことにインサイドにはビート板に毛の生えたようなブギーボードにしがみついている若い(たぶん14、5歳)男の子2人が動く事も出来ずに浮かんでいたのです。

    ふつう、ある程度乗れるサーファーだったらそんな状況ではプルアウトしたり、避けたりするのものなんですが、そのサーファーは何も出来ず浮かんでいる男の子達めがけて突っ込んでしまったのです。「あちゃー、やってもうたで、大丈夫かなあ?」なんて見ていると、ぶつかった彼らは一言二言(内容は不明)交わしただけでサーファーはアウトへ戻り、男の達は上がっていきました。遠目に見て大した様子でも無さそうだったので、気にも留めずにしばらく波乗りを続けました。

    お腹も減ったし、そろそろ上がろうと最後の1本に乗りインサイドにパドルして行くと、やっとビーチにたどり着いたさっきの若い男の子2人が目に入りました。ビーチに近づくと1人の男の子は顔面半分血だらけ、頭には4〜5cmのぱっくり開いた傷が見えるスゴイ状態。ビーチにいた人はすぐに自分のビーチタオルを貸してあげ、彼を横にし、傷口をタオルで押さえ適切な処置をしていました。もう1人の男の子はビーチに上がるなり半パニック状態で、とりあえず携帯電話を持っている人を探し救急車をよんでもらうように頼んでいました。まさか、そんなにヒドイ状態だとは思わずにびっくりしてしまいました。

    すぐに救急車が飛んできたのですが、病院へ連れて行くまでもないのか救急隊員が傷口の応急処置をその場で済ませていました。男の子の両親らしき人達も5分ほどで到着し、その子も案外しっかりしていたので一安心。

    あんなに頭が切れて血が出ていたら、ぶつかった時にお互い分かるような気がするんです。その場で分かっていれば、人として一緒に海から上がってくるべきじゃあないでしょうか。当たり前ですよね? でも、もしかしたら若い男の子が「大丈夫、大丈夫」って言ったかもしれないので、サーファーの子にはなんとも言えませんが。

    細かい状況がわからないだけに結論みたいなものが出ないんですが、とにかく気分の悪い出来事でした。なんかこのままじゃ、「波乗りオヤジ愚痴日記」みたいになりそうなので次回こそ、絶対に楽しい「アロ〜ハ」なダイアリーを書くぞォ。それではみなさん「まいロ〜ハ」。